聖心の道はミントの香のごとく(中)- 滋賀県
「近江泥棒伊勢乞食」という古い言葉がありました。 冒頭から感心しない文言で恐縮ですが、この言葉が口性に上ったのが江戸時代、商売上手の “近江商人” と 倹約指向であった “伊勢商人
北の大地の命脈は如何に紡がれたか – 北海道
北の大地における先住者といえばアイヌ民族とされています。その初出は一万年を数える縄文時代にまでさえ届くといわれるほど古く、往古には北海道のみならず、北は(現在の)ロシア領土から 南は本州東北地域にまで、その移流民族と文化
憧れた異国の光「兼高かおる 世界の旅」
本日は2019年7月ポストの記事をベースにリライトしたものになります。 当時、昭和時代の出来事をカテゴライズしたいと考え “昭和ピックアップ” という新カテゴリーを設置、その後 “あの
閏月、その年には十三ヶ月目がある
8月にも入り・・まさに 夏真っ盛り!。戸外でいると溶けてしまいそうな熱気ですね。 (但し、このテキストを書いているのが7月末です。掲載時にまるっきり外れて涼しかったりすると、拍子抜けのような嬉しいような・・ (^_^;)
記事差し替えのお知らせ
いつもイナバナ.コムをご訪問いただき有難うございます。 本日は秋田県南部の町からの記事を投稿する予定でおりましたが、先14日からの線状降水帯・豪雨により、秋田県内各所が大きな被害に見舞われ 被災された方もおられることから
越の国に生きるその後の桃太郎 – 新潟県
前回に続き 新潟県から・・、ちょっとイレギュラーな民話をお届けしたいと思います。 「桃太郎」といえば「浦島太郎」や「かぐや姫」と並んで語り継がれる昔話・おとぎ話の御三家、そういって差し支えないことは多くの人々の認めるとこ
失われた光は安寧の絵に生きている – 沖縄県
具志堅 聖児(ぐしけん せいじ)という名の画家さんをご存知でしょうか。 具志堅 という姓から何となく沖縄県の出自を思われる方も多いのではないかと・・。 具志堅の名は、ひとつには沖縄県 中央北部、今帰仁城(なきじんじょう)
ハヤシもあったでよ 遙かなる地方の呼び声
「時代の変遷」「移りゆく時の流れ」などという言葉は、歴史関連の記事が多い当サイトでも時折 顔を出す言葉ですが、大仰な時代物語ではなく、人が自らの普段・日常生活において この事を意識するのはやはり中高年以降の
それが私の標準語 移ろい消えてゆくもの
和歌山県在住です。ご存知 紀伊半島の西側3分の1程の面積を有し、比較的 温暖な気候、長閑で角のない風土・県民性が凡その特徴とも言えるでしょうか・・。 ご存知・・と書きましたが、紀伊半島・和歌山県と聞いても何処に有るのか、
江戸や播磨や皿の乙女の出処は何処 – 後
「啓蟄」を迎えました。木々の肌や地面も少しずつ暖まるようになって、冬籠りしていた虫や蛇たちも顔を覗かせる季節なのだそうです。 ・・まぁ、虫と一言に言っても色々なので、小さく可愛らしい虫ならともかく、あまり有り難くない虫や