その宵津沢に夜高灯の華が爆ぜる – 富山県

2年前、2023年の夏に本稿と似たような秋田県の祭の記事を書きました。 当時、8月催行の祭を7月中盤に投稿する予定だったのが、折からの豪雨により秋田県を中心とした東北各地に大きな洪水災害が発生、人的被害にまで及んだため記

ねぶの花咲く丘には奥の細道の駅 – 秋田県

日本三景といえば宮城県の松島、京都府の天橋立、広島県の宮島。 江戸時代の儒学者・林春斎が著した歳時記「日本国事跡考」に端を発した、著名な景勝地です。 一生に一度は見ておくべき絶景として長く人々の憧れを集めてきました。 そ
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異獣または雪男も含む北国の辞典 – 前

お花見のシーズンも過ぎ、世間も日々の慌ただしさへと戻っています。 遠からず初夏の兆しも見えようかという今日この頃・・に「雪男」の文字。 さしたる理由はありません。また雪男が今話のメインというわけでもありません。3月半ばに
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白球は泥まみれ歓声は青き空に – 群馬県

何がどうと言って米価高騰が続く現在の状況は焦眉の問題です。 昨年の猛暑が原因の不作だとか、インバウンド関連の需要増の余波だとか、はたまた中間流通のコスト拡大だとか色々言われていますが、どの説明も今ひとつしっくりきません。

宍粟の山間にりんごの花が咲く頃 – 兵庫県

林檎 / りんご、言うまでもなくフルーツの王道、日本においては消費量も半端ない青果果物のトップスターのひとつですね。(国内消費量ではバナナに次いで第2位、3位はみかん) 只、子供の頃、りんごが少しだけ苦手でした。 品種に
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結構な天神社に壮観美麗の藤まつり – 東京都

天気予報では今日は晴天のはずだったのに・・ 雨降ってるやん・・。(4月2日) 3月19日に東京で雹が降り・・かと思えば、その5日後には桜の開花宣言と何やら分かったような分からないような気候の目まぐるしい変化。 私の住む近