山と海 住む地を越えて紡がれる縁(後)ー 和歌山県

さてさて、山の鯨と海の猪のカップリングでお届けしました前回に替わり、今回は「山の蛇と海の鯛」一見出身地としては順当な選抜カップリングのお話です。 . 和歌山県は特に南北に長い地勢で、地図で見るなら上から 県庁所在地でもあ

山と海 住む地を越えて紡がれる縁(前)ー 和歌山県

人は住まうことで自然に介入し、自然は人の生活に恩恵と試練を与えます。 . 人と自然が相互に影響を及ぼしあい 紡がれる時間の中に社会が形成され文化が発生します。 . 当然、住まいを定めた場所の自然環境が異なった場合、その土

毛の国に残る地名色々よもやま話(前)- 栃木県

. 『 毛の国 』何やら頭髪を思い起こさせるような国名ですが(一説にはそのような話もありますが・・)その毛ではありません。 . 千数百年の昔、ヤマト王権が機内を中心に勢力を固め その影響を全国に及ぼしつつあった頃、北関東

リュウキュウイモの偉人と亀の報恩譚(前)- 沖縄県

. 沖縄県、ここがかつて琉球国と称される王国であったことは皆様もご承知のことと思われます。 . この琉球国の歴史の中で “琉球五偉人” のひとりとして数えられ、琉球の発展のみならず本土へも殖産を通じて大きな影響を与えた人

蘇る与次郎狐 出羽伝承の昔と今(後)- 秋田県

. 前2回に渡ってご案内しました「飛脚狐」そして「与次郎狐」の伝承ですが、与次郎が仕えた主君 佐竹義宣(さたけよしのぶ)公は戦国後期に生まれ安土桃山時代から江戸時代前期を生きた武将でした。 . 佐竹氏は常陸源氏(ひたちげ

蘇る与次郎狐 出羽伝承の昔と今(前)- 秋田県

出羽国、秋田県から山形県にかけて残る伝承に「与次郎狐」というものがあります。 . 与次郎狐は 国守に重用され飛脚として無類の能力を発揮、活躍したものの運命に翻弄され命を落とすという悲しい物語なのですが、この与次郎狐のお話

能美島の入鹿神 死と再生の物語 - 広島県

広島県 波穏やかな広島湾に浮かぶ島。島嶼(島地)で人口22,000人ながら市制をとっており江田島市と称します。 地図上で見るとY字型に似ており右上 北東部が江田島、付け根部分が東能美島、そして 左上、北西部が西能美島とな

かすがの坂商店街 気の良いナマズのお話 - 兵庫県

兵庫県神戸市、三宮の市街地から1km程西寄りに”かすがの坂(春日野坂)” という名の商店街があります。人口も多い地で駅からもほんの数分の立地にありながらも、近年の商店街不況の波には抗えずシャッターの上がらない店も見受けら