,

悠久の歌も微かに聞こゆる人麿の杜から – 島根県

「石見のや 高角山の 木の間より わが振る袖を 妹見つらむか」・・ (石見(いわみ)の高角山(たかつのやま)の、木々の間から 私が振る袖を、妻は見てくれただろうか。) 何というか・・身につまされる詰まされるような、それで

飢饉の村とカラスの骨 アイヌの民話(後)- 北海道

  親子の絆というものは 何ものにも代え難いほど特別なつながりをもつものと思いますが、親子であっても そこは別個の独立した人格、ものの価値観、判断が異なることは自然のことでしょう。 とは言うものの 半生を賭けて

飢饉の村とカラスの骨 アイヌの民話(前)- 北海道

「所変われば品変わる」という言葉があります。地域や国が違えば風習や認識も変わってくるものだ というものですが、これは”場所” とともに”時間” にも当てはまるようで 時代が変われば 同じ物や事柄に対しても人々の反応も、ま