佐治谷のカラス売り – 鳥取県
本日は2018年9月の再掲載記事となります。ご了承ください。 鳥取県東部、現在の佐治町つく谷(さじちょうつくだに)は清らかな谷水が流れる典型的な山間集落ですが、ここはその名のとおり山に挟まれた谷間の村で、かつて佐治 /
食うも食わぬも仏の道 那須野湯本から(後)
たおやかな自然に抱かれた高原地帯、家族連れの声も賑わう “りんどう湖”、牧場やサファリパークなど動物との触れ合いも楽しい数々の施設、そして 前編からお話の舞台となっている “那須温泉地
食うも食わぬも仏の道 那須野湯本から(前)
5月も後半、暖かさも日に日に増してきました。 例年に比べ異常に早い梅雨入り、そして初夏を間近に控える今日この頃、気温や湿度の変化も大きな季節の変わり目です。コロナ終息への先行きも見え難い中、基礎的な体調管理にも気をつけて
湧き上がる高揚と笑い 北海へそ踊り ー 北海道
“腹芸” という言葉には主に二つの意味がありますね。一つは文字通りお腹を使っての芸事、もう一つは判断や気持ちを顕わにせず、目的のために粛々と術数を駆使出来る人などを指して言いますが(元々はそのよう
清流に白梅の花が咲き流れる三島の里 – 静岡県
あくまで個人的にですが・・、桜の花が美しく心に届くのはともかくとして、その他の花々においては、どちらかというと田んぼの畦道や堤防の斜面に咲いているような、名も無く見落とされがちな花が好きです。 バラやチューリップ、蘭やケ
キャッホ~な女史の展覧会は歴史の宿で – 島根県
『スキ!スキ!スキスキ!♪ スキ!スキ!スキスキ!♪』 随分とファンシーな歌い出しですが、覚えておられるでしょうか? この後に『アッコちゃ~ん♪ アッコちゃ~ん♪ スキスキ~♪』 とくれば、少なくとも昭和世代にはご記憶の
変容遂げる神仏 秩父神社の妙見さん – 埼玉県
人に歴史があるように “宗教” にも歴史があります。 おそらくは人が原始的な知能と文化を得て、さほど経たないうちから “自然崇拝” という形で宗教は発生しており、それは人の
越後の怪傑 黒鳥兵衞と名残り湯の真実 -(後)
凶事の象徴のような不穏の黒雲が立ち込め、季節外れとも思える猛烈な風雪吹き荒ぶ中、越後へと着陣した 加茂次郎義綱 率いる討伐軍は、兵衛の軍勢に果敢に挑んだそうです。 武においては並ぶ者無しと謳われた名将 義綱
越後の怪傑 黒鳥兵衞と名残り湯の真実 -(前)
興味深いことに、人は必ずしも “正義” のみを愛するものではなく、粗暴な振る舞い、謀略に長け、時には “悪” に関わり社会に害為す者であっても、そこに何らかの魅力を見出した