その出入り口は神仏に通ずるか前談

子供の頃・・ですから55年程前のことになりますが、親が銭湯に住み込みで働いていました。 住み込み・・つまり銭湯の敷地内に居住空間があって、日々の入浴となると当然 銭湯の湯をもらいます。 「毎日 タダで大きなお風呂入れて良
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修験の山の杉並木、時を紡ぐ人の道 – 後

戸隠神社の杉並木が枯死の危機に晒されているという残念な内容で終わった前回の記事「修験の山の杉並木、時を紡ぐ人の道 – 前」今回はカテゴリーをコラムに変えてお送りします。 人間による環境破壊、それにともなう環境

幻想の大根やぐらに千年の息吹が宿る – 宮崎県

お漬物 食べてますか? かつては日本の食卓に欠かせない一菜であった “漬物”。大根、キュウリ、白菜、青菜にかぶらに茄子、高菜。言うまでもなく梅干しやラッキョウ(酢漬)も漬物の一派。そのバリエーションの豊かさは “ 日本食

乳の神は愛を紡いで深き里に鎮まる – 熊本県

九州の中央部を担う熊本県、そのまた中央付近を東西に横たわるように位置する八代市。 さらにその内陸部 宮崎県にも近い東部山間の地ともなれば九州中央山地のお膝元、周囲を深い山々と谷で囲まれ、交通路の確保された現在でも到達に時

聖心の道はミントの香のごとく(後)- 滋賀県

本年1月にポストした記事「アンダーウェアトピックス -無いから有るへ-」の中でご紹介したように、昭和初期は近代化の波が庶民層にまで及び、それまでにない生活資材や文化が広まり始めた時代でもありました。 一方、世界は大国の思