万の灯りに異彩の城は何を見る – 福岡県
日本の城、一口に城と言ってもその形は時代・状況によって移り変わるもの。・・という話は以前にも少しだけ触れたことがあるのですが・・。 古代における柵囲いの簡易なものから 戦国時代に多用された砦状の山城、時代の落ち着きととも
再興讃える祭りは天空城の膝元で – 福井県
異常気象・・なのか、地球全体・歴史的な自然気候の転変によるものなのか、季節の感覚も昔とは随分変わってきたように思えますね。少なくとも平成のはじめ頃までは、5月や6月に台風の心配をするなど考えられなかった事象でした。 日本
史実を超えてロマンを奏でる一夜城 – 岐阜県
子供の頃・・ですから50年以上昔の話、名古屋市に住んでいました。 当然、行動範囲は中部・中京地域となりますから、たまの休みに家族で出掛ける先も名古屋市内・愛知県内とその周辺が殆ど。 名古屋は大都市であるが故に様々な施設や
兵どもの夢 朝霧に浮かぶ雲突城を偲ぶ – 兵庫県
一週間前に “小雪(しょうせつ)” を数え、季節もいよいよ冬の装いを深めてきました。今のところ北海道の一部を除いて さほどの降雪は見られていませんが、来週には “大雪(たいせつ)
不落の城は琴の海の畔に静かに佇む – 長崎県
長崎県ほど複雑な地形を有する都道府県は、他に見当たらないのではないでしょうか。 鉞(まさかり)を持つ青森県、琵琶湖を抱える滋賀県、その他にも奇勝な姿の海岸線を持つ県などがありますが、長崎県の地形には独特なものがありますね
悲願を賭して成就した日本最後の城 ー 京都府
残念なことに人間というものは複数、もしくは一定数以上の人数に増えるとともに諍いを起こす生き物でもあるようです。 自らを主として生き、生まれ持った生存欲求がある限り それはやむを得ないことでもあるのですが、往々にしてその諍
人の夢そして星の夢 五稜郭イルミネーション ー 北海道
晩秋を過ぎる頃になると聞こえてくるのが “ナイト・イルミネーション” イベント、寒さつのる夜空に一際きらめいて人々の気持ちを優しくしてくれます。12月も後半になりクリスマスも近づくとツリーの光も手
ここにもあった水の城 肥前横武城 − 佐賀県
水の城、浮城、と聞いて真っ先に思い浮かべるのは、やはり武蔵国(現在の埼玉県)行田の「忍城(おしじょう)」でしょうか・・ 野村萬斎氏 主演の映画「のぼうの城」でも多くの人に知られるところとなりましたね。 元々、沼や湖の上に
海境の国は最前線の島だった そして現在は – 長崎県
玄界灘、対馬、壱岐、そして西海の 五島 現代においては閑静な風情で国家行政の本道からは退き、ある意味 地方の中の地方な認識さえ免れない質朴の暮らしですが、沖縄をはじめとした南西諸島と同じく、これら九州北西部の島々も古来よ
越前「北ノ庄城」そして霞の城「丸岡城」- 福井県
福井県、日本海に面しながらもその領域に多くの山麓を擁し、美しく豊かな自然と穏やかな気風、様々な山海の珍味溢れることで知られるお国柄。 領国時代には敦賀湾を見晴らす鉢伏山付近を境に、北を「越前国」、南を「若狭国」とし、それ