紅の僧房 丹波の名刹 瑞巌山高源寺_再
10世紀 宗の時代、現在の中国 浙江省杭州市の西部、天目山周辺は高名な茶葉の産地であり、また後に福建省建窯などを経て世界的にも珍重される天目茶碗の産地でもありました。 . この天目に鎌倉時代 入宋し、修法に励み印可を受け
暗澹の時さえ越えて 下総国 時平神社_再
時平(ときひら)… 藤原時平 と言えばどのような人物でしょう‥ このような問に対し歴史通の方を除いて、即答できる人は多くないかもしれません。 どこかで聞いたような名前だけどな‥ 藤原という姓だから平安時代の貴族の一人だろ
神の山里の石柱群 連なる謎と好楽に酔う – 大分県
世界的に知られた場所といえば、やはりイギリスの “ストーンヘンジ” でしょうか・・。 “環状列石(かんじょうれっせき)”、 手で持ち上げられるくらいの大きさから、数百人掛か
山中佇む静寂の社には魔法が宿っている? – 岡山県
イナバナ.コム では民話・伝承をはじめ、往古の歴史に通ずる記事も多いため 現代の都道府県名に加えて、古の令制国(律令制によって定められた国家地域)の名も頻繁に登場します。 飛鳥時代の終盤、”それまで土地ごとの
静山、紫陽花の小径に千年の昔日を辿る – 奈良県
気候変動の影響でしょうか、近年では季節の訪れ方も以前に比べて少々足早、その上 突発的・変動的に現れるような気がします。 寒がりな私にとって冬の寒さは相変わらずですが、やはり総体として年間の平均気温上昇は否めず、九州から西
大室山、数奇の女神は母の如く鎮まる – 静岡県
さて 前回、伊豆半島は温泉と行楽のメッカ “伊東市” から “ハトヤ” CMや、”伊豆シャボテン動物公園” “伊豆ぐらんぱる公園R
早地峰の里に座敷童は今も息づくのか – 岩手県
「旧家にはザシキワラシという神の住みたもう家少なからず。この神は多くは十二三ばかりの童児なり。おりおり人に姿を見することあり。・・・この神の宿りたもう家は富貴自在なりということなり。」(柳田國男 / 遠野物語)より 明治
霊異眠る社に今は梅の花が咲く – 佐賀県
奈良時代、第45代にして帝を務められた聖武天皇は 大変に繊細な心の持ち主であったように思えます。 全国各地に国分寺の設置を図ったり、奈良 東大寺の大仏造立の詔を出して国家鎮護を祈念しましたが、これは 天然痘の大流行をはじ
古刹で迎える新年七日 福まさるに裸祭 – 福島県
あまり知られていませんが、福島県はとても広く大きな県であるようで、北海道を除けば岩手県に次いで全国第2位の面積をもつ広大な地勢です。 東北地方としては南端に位置するためか 5世紀頃には既に大和王朝の勢力下にあり、奈良時代
鬼ではねでば!間違ってる子はいねが~?! – 秋田県
もう毎年この季節になると「早いもので」の言葉が出てきます。イナバナ.コムの中で検索してみても7件、毎年 年末や季節の変わり目などに使ってきました。ボキャブラリーの貧弱さもひとつの原因でしょうが、何にせよ「早いもので・・」