大室山、数奇の女神は母の如く鎮まる – 静岡県
さて 前回、伊豆半島は温泉と行楽のメッカ “伊東市” から “ハトヤ” CMや、”伊豆シャボテン動物公園” “伊豆ぐらんぱる公園R
早地峰の里に座敷童は今も息づくのか – 岩手県
「旧家にはザシキワラシという神の住みたもう家少なからず。この神は多くは十二三ばかりの童児なり。おりおり人に姿を見することあり。・・・この神の宿りたもう家は富貴自在なりということなり。」(柳田國男 / 遠野物語)より 明治
霊異眠る社に今は梅の花が咲く – 佐賀県
奈良時代、第45代にして帝を務められた聖武天皇は 大変に繊細な心の持ち主であったように思えます。 全国各地に国分寺の設置を図ったり、奈良 東大寺の大仏造立の詔を出して国家鎮護を祈念しましたが、これは 天然痘の大流行をはじ
古刹で迎える新年七日 福まさるに裸祭 – 福島県
あまり知られていませんが、福島県はとても広く大きな県であるようで、北海道を除けば岩手県に次いで全国第2位の面積をもつ広大な地勢です。 東北地方としては南端に位置するためか 5世紀頃には既に大和王朝の勢力下にあり、奈良時代
鬼ではねでば!間違ってる子はいねが~?! – 秋田県
もう毎年この季節になると「早いもので」の言葉が出てきます。イナバナ.コムの中で検索してみても7件、毎年 年末や季節の変わり目などに使ってきました。ボキャブラリーの貧弱さもひとつの原因でしょうが、何にせよ「早いもので・・」
真っ黒々 墨かけ合う九鬼の奇祭ニラクラ – 三重県
先月、18日にご案内した「三聖人に縁紡ぐ岩屋寺 弁天稚児の羽衣 – 愛知県」で登場しました九鬼嘉隆(くきよしたか)、 志摩国(現在の三重県東部)を領地に覇を奮った戦国大名であり、特に織田信長や豊臣秀吉の配下で屈強の水軍を
三聖人に縁紡ぐ岩屋寺 弁天稚児の羽衣 – 愛知県
飛鳥~奈良時代の高僧、日本初の “大僧正” の位階を授けられた ”行基上人”、 高位の者によって占められていた仏の教えを、禁を破り弾圧を受けてまで民に広げ、寺院のみならず橋や灌漑の建設に力を注いで 民衆の暮らしを支えた威
伝承の湧水 鎌倉の神徳伝える銭洗弁財天 – 神奈川県
前回の民話に続いて “蛇神さん” が登場します。 大仏様はアイキャッチだけで本文には登場しません。 意図してではなく 偶々そうなっただけなのですが、蛇が苦手な方にはヤレヤレ・・かもしれませんねw。
意外とあった二輪の神様 全国オートバイ神社
若い頃・・そうですね 40年から昔のこととなりますが・・オートバイが好きでした。 当時はまだ高校の免許取得が許可されていたので、16歳で原付免許を取って嬉しくて嬉しくて・・、友達と連れ立って いつもあちらこちらを走り回っ
壮意の法行 伊崎の棹飛び行事 – 滋賀県
本日は2018年7月の再掲載記事となります。ご了承ください。 また、この行事は例年8月に業行されますが、今次のコロナウイルス問題に関連して昨年2020年は一般への中止措置がとられ、本年度の業行も未定です。 天台宗伊崎寺、