早潮見晴らす鎮魂の水天門 赤間神宮 – 山口県
山口県下関市、下関の名産と言えば真っ先に思い浮かべるのが やはりふぐ、ふぐ刺し / てっさ、ふぐ鍋 / てっちり、美味しいですよね、少しばかり高価なのが玉にキズですが・・ しかし、下関は雲丹 / うにの特産地でもあるよう
茶であり咳であり棘であるもの(前)群馬県
先日の「馬籠の宿-岐阜県」の記事でも触れたところですが、関東平野の北部にも ちょっと変わった “飛び地” が存在しています。 “群馬県桐生市”、足尾山地から平野へと開ける扇
どろぼう橋伝承から見る江戸期の面影(前)
埼玉県川越市の中央、人口の密集した地にありながら、そこはかとなく懐かしい情緒を漂わせる町並みに囲まれて一画の杜に佇むのが『星野山 喜多院』。別名『川越大師』です。 「 昔、この橋は、一本の丸木橋であったといわれ、これは、
数多巡霊場の中でも慎ましやかな道 – 長崎県
少し古い資料からの引用で恐縮ですが、長崎県 東長崎商工会の広報コピーに次の文言が見られます。 「楽しくさるいて、お話ししましょう♪」 商工会の中でも女性部の企画によるものなのか、誠に心安く和気あいあいとしたコピーであり、
修験の山の杉並木、時を紡ぐ人の道 – 後
戸隠神社の杉並木が枯死の危機に晒されているという残念な内容で終わった前回の記事「修験の山の杉並木、時を紡ぐ人の道 – 前」今回はカテゴリーをコラムに変えてお送りします。 人間による環境破壊、それにともなう環境
修験の山の杉並木、時を紡ぐ人の道 – 前
『 天岩戸伝説 』 須佐之男命(スサノオ)の粗暴な振る舞いに怒った天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩屋に隠れたことで 闇と禍(まが)が世を覆ってしまったため、他の神々が知恵を出し合い天照大神を岩屋から引き出す 神話上
月の引力が見える町のアイロニー – 佐賀県
九州北西部、長崎、佐賀、福岡、そして熊本各県で囲まれた海域が「有明海」です。 約1,700km²の面積をもつ九州最大の湾ですが、一般的に有明海と聞いてイメージするのは その北部に広がる比較的浅い水域で、ムツゴロウなどで知
加賀忍者寺に紡ぐ歴史と妙なる異聞 – 後
金沢城下に佇む妙なる寺院、日蓮宗『妙立寺』のお話を前回お届けしました。 戦乱の最中から一時の安定の時、そしてさらなる万世安泰の時代に向けて揺籃の時代に生まれた必定にして奇矯の寺。。それは人と時代の要請であったのかもしれま
加賀忍者寺に紡ぐ歴史と妙なる異聞 – 前
秋も日毎に深まり肌寒い日も数えるようになりました。山々が紅葉に染まる季節も到来、北海道の一部では既に落葉が始まっており、東北・信州辺りでは今が見頃。そして北陸地方なら11月中に彩り鮮やかな日が訪れるようです。 2015年
夜陰の紅葉を照らす光に古を想う – 奈良県
奈良盆地の南端部、静かな山間の場所、そして訪れた人なら分かる言葉では表せないような古色豊かな陽射しと風・・。時間さえゆったりと流れているかのような古代の面影ゆかしき村といえば、ご存知 奈良県明日香村・・。 個人的にも好き