不要の切れ端は未来につながり夢につながった – 三重県

あらら 何故かまた製菓会社の記事ですね・・(笑 日本が高度経済成長に湧いていた昭和の中頃、活発な世の動きに連動するかのように、子供たちと縁の深い菓子業界も日毎に新しい商品を発表、活況を呈していましたが、その中に一見サブカ

考古学だけじゃありませんの風土記の丘 – 広島県

歴史の足跡を大切に保存し後世に伝えてゆこうという試みは あながち近世のものだけではなく、奈良時代、養老律令において “遺物(古代の陶器や銅鐸)が出土した場合は届け出よ” という布告があったようで、時代を問わず過去の文化保

あの菓子の人の武勇伝、薩摩の兵六物語(完)- 鹿児島県

秋も目の前まで来ていよう それを告げるがごとく人恋しき風吹き抜ける ただ一人の荒れ野原 最早 何ひとつ考える気力さえ残っておらぬ 負けた 全くもって負けた 鬼と騙され 化け物と騙され 女子と肉親と騙され 果ては高僧の恩人

あの菓子の人の武勇伝、薩摩の兵六物語(四)- 鹿児島県

二才(若衆)仲間を相手に賭け?それとも単なる見栄を張っただけだったのか、ここ吉野原を散々な目に合いながら彷徨い続ける兵六さん、報奨の栄誉の宴(原典においては、宴、ご馳走、二才仲間の刀全て、+ 可愛い人 という盛り沢山な賞

あの菓子の人の武勇伝、薩摩の兵六物語(三)- 鹿児島県

さてさて、人喰い鬼じゃ、一眼の大坊主じゃ、抜け首のお化けじゃと散々に驚かされ弄ばれ、その度に(それこそ尻を捲くるように)情けなく逃げ出すことになってしまった兵六さん、最初に抱いた義憤と血気はどこへやらといった感じですが、

あの菓子の人の武勇伝、薩摩の兵六物語(二)- 鹿児島県

「しくじったならば腹掻っ捌く」とまで言い放ち、若衆の集いを後にした兵六、大言壮語とも言えそうな見栄を切ってこの先どうなることやら・・と言ったところですが、そこは若気の至りと申しましょうか、まあそれでも若さ故の冒険心、チャ

菊水も凌ぐ湯の里に夏の涼を訪ねる – 石川県

温泉の国と言われる日本、良くも悪くも火山帯と深く関わるこの国で、温泉は古より人々の生活と常に関わってきました。 時に荒ぶる神となり未曾有の災いをもたらす大地の力も、平生においては人々に大きな力と心身への癒やしを与え続けて