150年を賭して現在に未来に軌跡をつなぐ轍
明治5年(1872年)、お侍の世が終わり、時代は急激な近代化の波に覆われていた頃、目まぐるしく移り変わってゆく社会の仕組みや価値観の中で、人々は落ち着かない日々を過ごしていました。 特に同5年11月9日に発布、12月3日
三つの時のキーワードから見る長浜の小史 -(前)
「140年」「45分」「58年」ちょっとバラバラに思える この三つのキーワードから、今回、滋賀県長浜市のトピックをお送りしたいと思います。 よろしくお付き合いの程お願い致します。 琵琶湖の北東部 長浜市、豊臣秀吉によって
老兵は死なず未だ現役「デハ100型」- 群馬県
「デハ100型」と聞いてピンと来られた方は、鉄道に興味の深い方でしょう。大正時代から昭和初期、戦前にかけて製造された “電車” の車両記号です。 鉄道マニアでなくとも “聞いたことなら
現在と過去が触れ合う機関庫の里 – 大分県
古いものを見る、懐かしいものに触れる、そんなひととき、私たちは往々にして心の中に郷愁と安堵の想いを抱きます。 それは、その対象が刻んできた歴史の深さと、我が身が歩んできた道程の重みを無意識に重ね合わせ、共感と安らぎに溢れ
100年の螢雪を想う 伊予西条駅写真展 – 愛媛県
先日の記事、福岡-長崎編「商材だけではない グラバーが残したもの」の中で、トーマス・グラバーが日本に持ち込み紹介したビックリ・アイテムに、蒸気機関車の敷設・実演があったとお伝えしました。 長崎県大浦海岸に500メートルの
鉄道だけの話ではない 地域路線の苦闘と未来 – 千葉県
まずい菓子 『まずい棒』をご存じの方は鉄道ファンの方でしょうか? それともお菓子マニアの方なのでしょうか?(笑) 「まずい…もう1本!」のキャッチコピーで2018年から千葉県「銚子電気鉄道」が企画・販売を始めたスナック菓
あの日の情熱を今に伝える「ネクタイを締めた百姓一揆」- 岩手県
*この記事は本来「イベント」告知のカテゴリーに入りますが、新型コロナウイルス拡散抑制の観点を鑑みイベント開催日時やその他の詳細を控え「昭和」カテゴリーのひとつとしてお送りしています。ご了承の程お願い申し上げます。 . 「
揺られ味わう日本酒のひととき 近江地酒列車2019 - 滋賀県
24日木曜日、近江鉄道 彦根駅から2019年度の「地酒列車」が運行開始します。 「地酒列車」とは滋賀県東部を地元とする近江鉄道が、沿線を中心とした滋賀県内の蔵元提供のお酒を列車内で美味しい料理とともに味わおうとする企画で
物流の原点 そして未来へ ~カモツのヒ・ミ・ツ~ – 埼玉県
さいたま市 大宮区にある「鉄道博物館」は鉄道マニアには夢のミュージアムです。 実物の展示車両36両、体験型の実働ミニ車両やモックアップ、疑似運転シミュレーター、総延長 約1,200mを誇る鉄道ジオラマなど鉄道に興味を惹か
秋田県 年忘れの車窓から 由利高原鉄道「忘年会列車」
早いもので11月も半ば、今年も追い込みのシーズンになってきましたね。月が換われば12月、仕事、勉強、プロジェクト、何くれに忙しい季節の到来です。 今年は何かと自然災害に悩まされた1年であったように思えますが、来年は新しい