その夜は家内に籠もるべし(みねんげさん)- 島根県
「夜歩く」は横溝正史による推理小説、夢遊の内に夜の静寂をさまよう登場人物を中心に書かれた怪奇な物語でした。 小説ほどではないにせよ、昭和も中盤頃までは日も沈むと 辺りは夜の帳に包まれ 用もないのにあまり出歩くものではない
八岐松の天狗と武五郎の話(天狗さま)- 島根県
“天狗さま” といえば昔話の常連さん、少々やんちゃで人を困らせる天狗から、何かしら福をもたらしてくれる有り難い天狗まで色々おられます。 元々 その名のごとく “天の狗(天のイヌ / 犬
生きて伝わる出雲国の物語(えびすさん)- 島根県
「コケコッコー!」と聞けば、日本人の大半は “鶏 / ニワトリ” を思い出すでしょう。 アメリカでは「クック ドゥードゥル ドゥ(Cock-a-doodle-doo)」と言い表され、インドでは「ク
夜空を舞い焦がす綱火は常陸国にあり – 茨城県
今から1年前、ようやくスマホに変えました。20年近く(いわゆる)ガラケーを使ってきての変更なのですが、未だ もうひとつ使い慣れません。 基本的に電話とメール、”LINE” 後はたまに地図(Goog
封殺の歴史は終わる。”映画”を作った女性たち
『カモン カモン / C’MON C’MON』 という映画が気になっています。 既にこの4月から公開されていますが、ややマイナーな上に 知ったのが遅く、今から地元映画館では見れない状態・・。いずれビデオかストリーミングで
湖畔を埋める緋色の絨毯に未来はあるか – 北海道
「少年よ、大志を抱け」の言葉で知られるのは、明治9年(1876年)札幌農学校(現 北海道大学)に教頭として赴任した “ウィリアム・スミス・クラーク” 博士。 広大な北海道の大地を指し示すかのように
植物学の父は無垢な笑顔で我道を歩んだ – 高知県
シンガーソングライター 中島みゆきさんの歌「地上の星」ではありませんが、世に大きな足跡を残しながら、あまり人々に顧みられない・・というか、あまり知られていない偉人というのは思いの外おられるようで、本日 ご案内する人物も、
山中佇む静寂の社には魔法が宿っている? – 岡山県
イナバナ.コム では民話・伝承をはじめ、往古の歴史に通ずる記事も多いため 現代の都道府県名に加えて、古の令制国(律令制によって定められた国家地域)の名も頻繁に登場します。 飛鳥時代の終盤、”それまで土地ごとの