小粒豆粒から天を突く大男まで(後)- 茨城県

さてさて・・って、前回も同じ出だしでしたねw。 前回、茨城県水戸市から「納豆」にまつわる歴史や言い伝えをご案内しましたが、その中で水戸市の東北端を流れる那珂川(なかがわ)による自然災害との関わりにも触れました。 那珂川の

青田うるおす水神は今年も揚水車を回す – 福岡県

罔象女神(みつはのめのかみ)は 流れる水を司る女神さんです。 井戸の神さまともいわれ、製紙時の水に関わるところから紙漉きの神さまと祀られることもあるそうで、また、姉妹ともされる埴安姫神(はにやすのめのかみ)とともに厠の神

覚醒めの日も遠からず 首里城復興の今 – 沖縄県

全国における新型コロナウイルス罹患者の増加に中々歯止めがかかりません。 オミクロン株の感染力は想像を超える勢いで患者数を増やし続け、医療機関の対応ももう限界間近。一日も早くピークを越えて下降傾向を迎えることを祈るばかりで

寛政の凶災 島原大変肥後迷惑(後)- 長崎・熊本

静岡県熱海市で発生した大規模土石流災害、長雨と短時間多雨が その引き金と言われていますが、同時に崩壊した山頂部分に違法に積み上げられていた 盛り土が主な原因ではないかと取り沙汰されています。 それが事実であるならば単なる

寛政の凶災 島原大変肥後迷惑(前)- 長崎・熊本

本年7月3日、静岡県熱海市伊豆山地区に発生した大規模土石流災害で被災された皆様に心よりお見舞い申し上げるとともに、失われた尊い生命に心より哀悼の意を捧げます。 また、同時期 全国各地で見舞われた土砂災害・水害等の被災者の

史跡・口碑は伝え残す 荒ぶる海神の業と祈り

南洋の陽射し煌めく先島諸島、宮古島諸島の下地島、沿岸部に立地する下地島空港に程近い浜辺の一角にその岩は在ります。 高さ12m 周囲60m、重量 数千トン(一説には2万トンとも)、深海をも思わせる黒さを湛えたその岩は「帯岩