山中佇む静寂の社には魔法が宿っている? – 岡山県
イナバナ.コム では民話・伝承をはじめ、往古の歴史に通ずる記事も多いため 現代の都道府県名に加えて、古の令制国(律令制によって定められた国家地域)の名も頻繁に登場します。 飛鳥時代の終盤、”それまで土地ごとの
火の国は蹴破る神によって作られた – 熊本県
九州 熊本県、”火の国” の名を象徴する存在であり、日本のみならず世界でも屈指のカルデラ規模、壮麗な山景を誇る阿蘇山。 現在も活火山であり活動とガスの状態によっては入山規制がかけられる、ある意味
土の香息づく北の里の楽しき昔話(後)- 新潟県
さてさて、今回も引き続き越後国、新潟県からの民話をお届けしますが、その前にひとつ・・、先週の紀伊国 和歌山編の冒頭で “古代の北端 未だ謎多き 越後国” と紹介に触れましたが、新潟県の、それも古代
妙異の国から聞こえる妙異の昔話(後)- 和歌山県
古く・・(まぁ地形的には現在もそうですが・・(^_^;)、紀州和歌山の地は紀伊山脈によって、当時の都とその勢力圏である近畿一円から隔絶された場所でもありました。 その紀伊国のさらに奥地、茫漠の山地とその向こうにある無限の
妙異の国から聞こえる妙異の昔話(前)- 和歌山県
さてさて、今月これより和歌山県、そして次週 新潟県より2週4回に渡って地元の民話をお届けします。 熊野三山など古来妙異の地 紀伊国、古代の北端 未だ謎多き 越後国に残るお話をお楽しみください。 先月、5月1
分かち難き人と病の相克を越えて(後)- 岐阜県
さてさて、疫病神の助力を得て? 熱病の治癒に力を発揮、物語において超常の能力で人々を癒やしたように描かれ、ある意味 お伽噺の主人公であるにもかかわらず、(前回でも触れましたように)武兵は実在の人物として扱われているようで
分かち難き人と病の相克を越えて(前)- 岐阜県
新緑の季節、コロナの中とはいえ軽症化の兆候が見えているためか、各地で賑わった行楽の連休、皆様にはどう過ごされましたでしょうか・・? 願わくば この反動でまた感染の波がぶり返さないことを願うばかりです・・。 辛い状況であっ
諏訪~甲賀三郎伝承をもとに(弐)- 長野県
前回ご紹介しました「甲賀三郎」のお話は民間における”民話” でしたが、神秘の社 諏訪大社 の縁起により近い伝承とは次のようなものとなります。 ( 前回との重複と長文を避けるため要約となります) – ̵