日本のルーブル そして慈悲無尽の寺院 - 三重県
パリのルーブル美術館、12世紀にその着工の端緒をもち、以来、城塞、宮殿、そして美術館と約800年に渡ってフランスのランドマークとして君臨する世界最大級の美術館です。 . 3万5千点に及ぶ収蔵作品群、年間800万人の来館者
身を清めるも功徳の世を作るも裏表
前回 子供の頃の親の仕事について少し触れました。当時のことなので、銭湯はどこの町にでも必ず一軒や二軒はある極ありふれたものではありましたが、私たちの居た銭湯はそれなりに大きな施設であったように思います。 日が暮れにもなる
その出入り口は神仏に通ずるか前談
子供の頃・・ですから55年程前のことになりますが、親が銭湯に住み込みで働いていました。 住み込み・・つまり銭湯の敷地内に居住空間があって、日々の入浴となると当然 銭湯の湯をもらいます。 「毎日 タダで大きなお風呂入れて良
修験の山の杉並木、時を紡ぐ人の道 – 後
戸隠神社の杉並木が枯死の危機に晒されているという残念な内容で終わった前回の記事「修験の山の杉並木、時を紡ぐ人の道 – 前」今回はカテゴリーをコラムに変えてお送りします。 人間による環境破壊、それにともなう環境
空に届く青海の真魚 そして父と子 – 後
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ※ 本日(2月15日24時)で「お年玉付アンケート2024」受け付け終了となっています。よろしければご参加ください。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー さてさて、
空に届く青海の真魚 そして父と子 – 前
〜 山のあなたの空遠く “幸(さいわい)” 住むと人のいふ・・〜 と詩ったのはドイツの詩人カール・ブッセ。 訳[ 山の向こう、ずっと遠い空の彼方まで行けば そこに幸福があるはずと誰かが言っていたけ
月の引力が見える町のアイロニー – 佐賀県
九州北西部、長崎、佐賀、福岡、そして熊本各県で囲まれた海域が「有明海」です。 約1,700km²の面積をもつ九州最大の湾ですが、一般的に有明海と聞いてイメージするのは その北部に広がる比較的浅い水域で、ムツゴロウなどで知
その夜は外出禁止!伊豆の島々 – 東京都
「よって其の方らに遠島申し付ける !!」 テレビ時代劇など お白洲・お裁きの場で見られるお奉行様の判決言い渡し。遠山の金さん や 大岡越前なんて昭和時代の番組が思い出されますね。 とはいっても、あくまでも現代ドラマの上で
ワン・ツー! ワン・ツー!
「幸せは 歩いてこない だから歩いてゆくんだね ♪ 一日一歩 三日で三歩 ♪♪」 昭和時代を知る方ならご存知、水前寺清子さんの「三百六十五歩のマーチ」。躍進を続けていた高度成長期を象徴するかのように力強くそして希望に溢れ
聖心の道はミントの香のごとく(後)- 滋賀県
本年1月にポストした記事「アンダーウェアトピックス -無いから有るへ-」の中でご紹介したように、昭和初期は近代化の波が庶民層にまで及び、それまでにない生活資材や文化が広まり始めた時代でもありました。 一方、世界は大国の思