逞しき女性による日本のケセラセラ – 後編
「維新」という言葉を聞いて思い出されるのは、最近では政党の名前かもしれません。しかし この国で最大の維新といえば、やはり 江戸時代から明治時代へと移り変わる時期の、政体、国民文化の大転換期を指すのではないでしょうか。 天
河童の画家と支える妻が残したもの – 茨城県
茨城県南部、つくば市や霞ヶ浦の南側に位置する「牛久市」、像高100m(総高120m)に達する巨大立像 “牛久大仏”(浄土真宗・牛久阿弥陀大佛)などで有名ですね。 都市圏やつくば市とのアクセスも容易
伝承は現と虚の間で生まれ実を結ぶ(参)- 秋田県
急激な西洋文化の流入に晒された明治時代、今まで見たことも聞いたこともない物品や風習、そして 思想に戸惑いながらも、人々は新しい時代を一歩ずつ歩んでいきました。 とはいえ、全国津々浦々に同時に文明の光が射し込んだわけでもな
東北に花咲く横綱は身も心も男前だった – 山形県
先日のポスト “八乙女に導かれし皇子・・” は山形県(出羽国)からの伝承でしたが、再掲載記事でもありました。 ・・だから、というわけでもありませんが、今回改めて山形県に連なるトピックスを取り上げて
湖畔を埋める緋色の絨毯に未来はあるか – 北海道
「少年よ、大志を抱け」の言葉で知られるのは、明治9年(1876年)札幌農学校(現 北海道大学)に教頭として赴任した “ウィリアム・スミス・クラーク” 博士。 広大な北海道の大地を指し示すかのように
懐かしき家財道具に見る夕餉の風景 – 広島県
日も傾く頃にもなると お母さんは買い物カゴを下げて近所の市場へお出掛け、店内を回っては あれやこれや献立の思案、いかに美味しくいかにお安く晩御飯を用意できるか、お店の人と話を交わしながら買い物を続けてゆく。 いつの日もお
商材だけではない グラバーが残したもの – 福岡・長崎
今編記事は福岡県からのイベントを元にしていますが、長崎県にも深く関わる内容ですので “福岡・長崎” 編 とさせて頂いています。 グラバー 江戸時代の末期から明治にかけて長崎に居を構え
両翼興県 因縁越えて花開く明日への道 − 群馬県
いかなる集団でも その内実が完全にまとまっているとは限りません。 ましてや その規模が大きくなればなるほど、全員が意識や価値観を共有し尊重し合い ベストな道筋を導き出すことは中々に難しいものです。 新型コロナウイルス感染
今はスマホの中 百年前はT・江南の胸の中 – 神奈川県
有為転変(ういてんぺん) 世の全ての事柄は決してひとつの状態に留まることなく、様々な要因や状況に応じて移り変わってゆくもの・・を表す言葉ですね。 人を取り巻く文化や生活が最も大きく変化したのは この100〜200年程の間
空のはじめの地に息づく航空の社 – 埼玉県
「航空神社」は文字通り航空運航の安全を祈願し、また その殉難者を鎮魂する目的で建立された社で全国に10社程が存立しています。 航空の歴史に準じて発祥したものだけに、歴史的にはそれほど古いものではなく、多くは大正以降、昭和