早地峰の里に座敷童は今も息づくのか – 岩手県
「旧家にはザシキワラシという神の住みたもう家少なからず。この神は多くは十二三ばかりの童児なり。おりおり人に姿を見することあり。・・・この神の宿りたもう家は富貴自在なりということなり。」(柳田國男 / 遠野物語)より 明治
仏の御業 三段話 やけど如来の伝承(後)- 島根県
健気に働き、日頃の功徳を積んでいたことにより阿弥陀仏の加護を受けたお松 そんな お松の奇跡に感銘し 心新たに信心を深めた名主夫婦 名主夫婦はお松とともに西方寺によくお参りするようになりました。檀家の筆頭としてよく努め、ま
仏の御業 三段話 やけど如来の伝承(前)- 島根県
「身代り地蔵」という言葉があるように、人が味わう多くの辛苦を引き受けて下さる仏様のお話しは諸国変わらず言い伝えられています。 戦乱や飢餓、流行病と隣合わせだった昔の方が辛かったのか、それとも複雑さを増し我利
土佐犬ではない土佐の犬の昔話(後)- 高知県
昔話の舞台となるような時代というと 大半は江戸時代より以前ということになります。 言い換えれば “神様” や “仏様” 、”河童” も “
おにぎりア・ラ・カルト
冬至も間近、クリスマスも控えた今、どちらかというと鍋ものとかグリルチキンとか、温かくゴージャスな料理に目がいくこの時期に、何故わざわざ簡易食の元祖 “おにぎり” の記事? ・・と、思われるかもしれ
鬼ではねでば!間違ってる子はいねが~?! – 秋田県
もう毎年この季節になると「早いもので」の言葉が出てきます。イナバナ.コムの中で検索してみても7件、毎年 年末や季節の変わり目などに使ってきました。ボキャブラリーの貧弱さもひとつの原因でしょうが、何にせよ「早いもので・・」
竈の神は福の神そして笑いの神なのか(前)- 宮城県
英語で「clown(クラウン)」という言葉があります。 「crown(クラウン)」王冠や 有名な国産の乗用車の名前とは異なります。(l ≠ r) 「clown」は “道化師”、日本では一般に
市兵衛仙人と忠蔵蛇 相模原の民話 – 神奈川県
本日は2018年10月 神奈川県民話の再掲載記事となります。ご了承ください。 首都 東京とのアクセスも良く商工業・交易の発展とそれにともなう人工の増加で近代日本の大番頭的な役割をも担ってきた神奈川県。 古歴においては源頼