飢饉の村とカラスの骨 アイヌの民話(後)- 北海道
親子の絆というものは 何ものにも代え難いほど特別なつながりをもつものと思いますが、親子であっても そこは別個の独立した人格、ものの価値観、判断が異なることは自然のことでしょう。 とは言うものの 半生を賭けて
江戸や播磨や皿の乙女の出処は何処 – 後
「啓蟄」を迎えました。木々の肌や地面も少しずつ暖まるようになって、冬籠りしていた虫や蛇たちも顔を覗かせる季節なのだそうです。 ・・まぁ、虫と一言に言っても色々なので、小さく可愛らしい虫ならともかく、あまり有り難くない虫や
安居楽土の国から異風香る昔語り(一)- 長崎県
時折、日本の最北端・・とか、最西端などという言葉を聞き、また、そういった指標をもって観光の一助としている場所があるのは御存知のとおりですね。 ところが、同じ方角の “最◯端” の名を掲げる場所が一
異色の救出伝承 福津西郷のナマズ神社 – 福岡県
※ 1月5日の記事で「お年玉付アンケートキャンペーン」を実施中です。宜しくご参加くださいませ。Googleアカウント&ログインの必要はありません。 . 「鯰」ナマズ、子供の頃、近所の川が干上がりかけたときに見かけましたが
いつしか色は潰え‥能に見る色即是空(後)- 京都府
– 人は何のために生まれ 何のために生きるのか – 2編に渡って大層な書き出しで恐縮ですが、意識するしないにかかわらず 誰しも一度は思い考えること、ある意味、人にとって最大のテーマのひとつではない
古の脅威 魔に抗う人々と今に遺るもの(前)- 香川県
いつもイナバナ.コムをご訪問いただき有難うございます m(__)m。 先日 ご質問を頂きましたので ご回答つれづれご案内させていただきます。 「イナバナ.コムには “民話・昔話” と “
渡波に伝承紡ぐ二つの神遣い(白鳥)- 宮城県
神使(しんし)、ご存知のとおり神さまのお遣い(おつかい)です。 神の眷属(けんぞく / 眷族)であり、神の意向をもとに様々な霊験を顕し人々に恩恵を運ぶ反面、時に祟りや障害をもたらすことも少なくありません。 基本的に神さま
神の山里の石柱群 連なる謎と好楽に酔う – 大分県
世界的に知られた場所といえば、やはりイギリスの “ストーンヘンジ” でしょうか・・。 “環状列石(かんじょうれっせき)”、 手で持ち上げられるくらいの大きさから、数百人掛か
八乙女に導かれし皇子 そして修験の頂(後)
役行者によって始められたとされる修験道ですが、東北の地 出羽三山における修験道開山はひとりの皇子によってなされたと伝えられています。 八乙女の舞う浦へ辿り着き、浮世の煩いを離れ日々の修行へと身を投じた皇子、されど その道
誰が眠るのであろうとも祈りは長久に – 青森県
22.08.10 追記:青森県を含む東北地方各県での大雨被害など遭われた方々にお見舞い申し上げます。 一日も早い復旧と安寧を心よりお祈りいたします。 「ゆけ〜!ゆけ〜!♪ 川口浩!! ♪」は、シンガー・ソングライター嘉門