異色の救出伝承 福津西郷のナマズ神社 – 福岡県

「鯰」ナマズ、子供の頃、近所の川が干上がりかけたときに見かけましたが、それ以来 目にしたことがありません。 今も全国での生息は確認されていますが、河川の護岸化が進み繁殖水域が減ったため全体的に減少傾向なのだそうです。 普

いつしか色は潰え‥能に見る色即是空(前)- 京都府

色即是空空即是色 しきそくぜくう くうそくぜしき 大仰な書き出しで恐縮です・・・ 大乗仏教の真髄を説いたと言われ、かの玄奘三蔵(西遊記のモデル)にも関わる般若心経の一節であり、ご存知の方も多いかと思います。 無知な私の書

八乙女に導かれし皇子 そして修験の頂(後)

役行者によって始められたとされる修験道ですが、東北の地 出羽三山における修験道開山はひとりの皇子によってなされたと伝えられています。 八乙女の舞う浦へ辿り着き、浮世の煩いを離れ日々の修行へと身を投じた皇子、されど その道

八乙女に導かれし皇子 そして修験の頂(前)

庄内平野を見下ろしその彼方に日本海を望む気高き山、出羽三山。 往古「いでは」とも呼ばれた秋田から山形にかかる東北の地、その出羽国を東西に分かつようにそびえるこの山が修験の本山となった その始めには一人の皇子の物語がありま