懐かしき印刷と文具の影を訪ねて – 福井県
福井県は東北から南西にかけて長い形をしています。 古く越前国であり現在都市機能を有する嶺北地域と、奥京都とも呼ばれ明媚な元若狭国・嶺南地域によって形どられています。 嶺北地域、県庁所在地である福井市の北隣にある坂井市は、
不明なればこそ面白き珍妙の綿毛
「冬来りなば春遠からじ」 イギリスの詩人パーシー・シェリーによる一編です。 つらい時期を耐え抜けば、必ず穏やかな幸福の日が訪れる意味で用いられますが、意訳をもってせずともそのまま春を待ち望む気持ちにも充てられますね。 大
往昔から未来へ玉名のアラカルト – 熊本県
前回に引き続き玉名の里(玉名市近郊)からお送りさせていただきます。 ・・と申しますのも、記事を作るときには毎回 画像や動画も用意し組み込んでいくのですが、その大半は契約している画像供出サイト、もしくはYouTubeを利用
いつか見た風景を日本画の世界に訪ねて
“天高く馬肥ゆる秋” 古くから 涼やかな季節の到来とともに聞かれる言葉。 日中はまだ暑い日も残っていますが、朝晩は随分と過ごしやすくなってきました。 本格的な秋もすぐそこ・・というより 今年は酷暑
佐野から世界へ Let’s play クリケット!- 栃木県
いよいよ この26日午後7時30分(現地時間・日本時間27日土曜日 2時30分)フランス・セーヌ川近郊で「2024年パリオリンピック」が開かれます。今回も様々なアスリートたちの競演に期待したいところですね。 さて、少々気
茶であり咳であり棘であるもの(前)群馬県
先日の「馬籠の宿-岐阜県」の記事でも触れたところですが、関東平野の北部にも ちょっと変わった “飛び地” が存在しています。 “群馬県桐生市”、足尾山地から平野へと開ける扇
熱き大書は紙の町で今年も舞う – 愛媛県
文章を書くことは好きな方です。・・でなければ、こんなブログなどやっていませんねw。 学生時代から作文や論文を書くのにそれほど苦労を感じた記憶がありません。テーマが決まり凡その構成が思い浮かんだら適当に書き進み、原稿用紙数
好事も積もれば文化遺産となる – 宮城県
稀にですが、「趣味を持つならどんなものが良いか?」などと聞かれることがあります・・。 およそ私と近い年代・・そろそろ定年も間近に些かの時間の余裕ができて・・、ふと、どう時間を潰そうか? これから先20年ほどの間 有意義な
架線なき空 息吹く気動車の佇まい – 徳島県
四国、徳島県において鉄道を利用するとき、また鉄道に関わる話をするときに”電車” と言う言葉を使うと訂正される場合があるといいます・・。 曰く “電車” ではなく ̶
高原を染める蒼天と花のひととき – 広島県
どこまでも青く澄みわたった空、そして見渡す限り一面の花畑。・・なんて少々メルヘンチックな表現ではありますが、そんな風景、たとえ乙女でなくとも満喫してみたいもの。 なぜ青空がそんなに良いのか?と問われれば、それはおそらく人