緑濃き水溢れる民話の里 出羽国から – 前
山形県、県内の85%を緑嶺が占めるという “山の県” でありながら、擁する全ての市町村に温泉が湧出する ”温泉県” であり、登山・スキー・温泉と三拍子揃う「蔵王」をはじめとして、神厳満ちる「羽黒山
一足早い秋の風を北の道の駅から – 北海道
考えてみると当サイトで北海道の ”道の駅” を扱ったことがありませんでした・・。 これは片手落ちとあらためて見直してみれば、さすが広大な北の大地、129駅にも登る “道の駅” が在るではありませんか! 少しずつ秋の気配を
還らぬもの 有間皇子とましららの貝 – 和歌山県
~ 磐代の 浜松が枝を引き結び ま幸くあらば また還り見む ~ ( 磐代の浜にある松の枝を結んだ。運よく無事に戻れたならば またこの枝を見たいものだ ) しかし、この願いが叶えられることはありませんでした。 これから間も
食うも食わぬも仏の道 那須野湯本から(後)
たおやかな自然に抱かれた高原地帯、家族連れの声も賑わう “りんどう湖”、牧場やサファリパークなど動物との触れ合いも楽しい数々の施設、そして 前編からお話の舞台となっている “那須温泉地
食うも食わぬも仏の道 那須野湯本から(前)
5月も後半、暖かさも日に日に増してきました。 例年に比べ異常に早い梅雨入り、そして初夏を間近に控える今日この頃、気温や湿度の変化も大きな季節の変わり目です。コロナ終息への先行きも見え難い中、基礎的な体調管理にも気をつけて
越後の怪傑 黒鳥兵衞と名残り湯の真実 -(後)
凶事の象徴のような不穏の黒雲が立ち込め、季節外れとも思える猛烈な風雪吹き荒ぶ中、越後へと着陣した 加茂次郎義綱 率いる討伐軍は、兵衛の軍勢に果敢に挑んだそうです。 武においては並ぶ者無しと謳われた名将 義綱
山間にたゆたう仁科三湖 幽玄と行楽の春 – 長野県
早いもので4月も上旬、コロナ問題で制限を受けながらも進学・就職と新しい生活が始まり、また心機一転 新年度への動きが高まっています。 この時期、ややもすると生活環境の変化に戸惑ってしまう私達の心を潤わせ、暖かく励ましてくれ
上州から届く桜の便り – 群馬県
療養中につき本記事は2018年3月28日の記事の再掲載記事となります。 ご了承下さい。 いよいよ桜満開の季節も到来、昨年から今年にかけての冬の寒さは中々厳しかったようですが、その分?暖かくなるのも例年より早いようでここ一
白鷺と湯元 悠久の伝説 愛媛道後から – 愛媛県
* 先日 「ちいさい秋みつける内子町の道の駅」 のボリュームがやや控えめでしたので、引き続き愛媛県からの話題を過去記事(2019年2月21日)を引用してのお送りさせて頂きます。 再掲載記事となりますがご了承下さい。 関東
鬼の荒ぶる地に鬼の穴そして鬼の福 − 岐阜県
~ 東洋高原の美しい山並み、 木曽川の清流日本ラインにそそぐ可児川の源にあるここ鬼岩公園は自然美にあふれています。 その中で目に見張るものに、木曽駒ヶ山系の花岩があり、数千万という風雪に洗われて巨岩怪石となり、 渓谷一帯