上州から届く桜の便り – 群馬県

療養中につき本記事は2018年3月28日の記事の再掲載記事となります。 ご了承下さい。

いよいよ桜満開の季節も到来、昨年から今年にかけての冬の寒さは中々厳しかったようですが、その分?暖かくなるのも例年より早いようでここ一週間の間に一気につぼみもほころびてきたようですね。

日本の春のイメージと言えば何はともあれ先ずは桜、日本人の心に深く根ざす美しいこの花の見処、今年は群馬県からピックアップしてみたいと思います。

 


沼田公園(沼田市)
あの「真田丸」でも有名になった沼田城の跡に広がる公園で日頃から沼田市民の安らぎの場ともなっています。関連敷地に小学校をも抱える穏やかで風光明媚な公園です。4月の初旬から開催される「沼田公園 桜まつり」では210本の大きな桜が訪れる人々を優しく迎えてくれます。会期中は1500基もの提灯が灯され日暮れに伴いライトアップされる公園の様相は雅な情景を浮かび上がらせてくれるでしょう。
因みに公園のシンボルたる「御殿桜」は真田氏の時代から続く樹齢400年の貴重な桜だそうです。

 


敷島公園(前橋市)
県庁所在地 前橋市の中心に位置し市民の憩いの広場です。やや旧態化したような風情は昭和の面影をも残し平日は暫しの休息を求める人、休日は家族連れやカップルで賑わいます。3月末から4月初旬ともなると園内の池の周りに植えられたシダレザクラが湖面に映えて春爛漫の景色を広げます。昔ながらの手漕ぎボートに乗りながらの桜見物などは若い恋人達には言うに及ばず、年長の観光客にもほろ苦い想い出を呼び起こしてくれるかもしれませんね。

 


赤城山 南面(前橋市)
赤城南面千本桜とも呼ばれるこの景勝地は日本さくら名所100選にも選ばれた景勝で約3.5kmの桜のトンネルで訪れる人達を桜一面優美な世界へと誘います。又、この並木道は名湯として知られる忠治温泉への高低差の有る道でもある為に、総体で桜の開花期間が長く見頃の期間も長い事でも知られ隣接する「みやぎ千本桜の森」とともにシーズン中は多くの観光客で賑わいます。

 

 

様々な夢と期待に胸膨らませるこの季節、桜の花のように清々しい気持ちでスタートを切りたいものですね。

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