麗しきは山河か君か 米白の流れ きみまちの阪 − 秋田県
「だんぶり長者」の川 秋田県の北部を流れる米代川(よねしろがわ)、お隣り山形県との県境付近を源流として 壮麗な山間を縫うように能代に至り日本海へと流れ込む東北屈指の河川です。 みちのくの自然と風土を湛えた その流れは、古
アテルイ 郷土の英雄伝説 – 岩手県
* この記事は2018年8月4日の再掲載記事となります。ご了承ください。 次回17日(月)は佐賀県から「城」カテゴリーの記事を配信予定です。 現代ではあまり使われなくなった北方の地域や民を指す言葉に「蝦夷・えぞ」という言
ジャンと響けば何かが起きる 浦戸の海の怪異 – 高知県
〜 孕の海にジャンと唱うる稀有のものありけり たれしの人もいまだその形を見たるものなく その物は夜半にジャーンと鳴り響きて海上を過ぎ行くなりけり 〜 鹿持雅澄(かもち まさずみ・江戸時代後期 日本の国学者)
そこに立つ「ミミチリボウジ」琉球から怖いお話(後)− 沖縄県
沖縄 がかつて “琉球” と呼ばれた王国であり独立国家であったことは誰もが知るところ、しかし その歴史や詳細まで熟知している人は研究者を含めて一部に限られます。 先祖からの教えや風習を大切にする沖
そこに立つ「ミミチリボウジ」琉球から怖いお話(前)− 沖縄県
早いもので後半月ほどもすれば沖縄も梅雨明け、陽光あふれるサマーシーズンの到来です。 とは申せ、いまだ完全な収束を見ない新型コロナウイルス問題、レジャーのメッカ 沖縄といえどその影響を免れません。 観光地ゆえに人の出入りも
悲しみはいつか喜びへ 阿波の国の猫神さん – 徳島県
徳島市の中央部に 向寺山(むこうてらやま)という名の小高い山があります。 . その昔、寺山という地に金剛光寺というお寺が有り それに対面するかのように山があったことから向寺山の名が付いたのだそうです。(現在 金剛光寺はそ
北の大地に織りなす風土と岬の伝承 – 北海道
北海道 果てなき地平と北方独特の大自然に抱かれ、国内はもとより海外からの観光客も日本屈指の集客力を誇る景観と豊穣の楽園・・。 . 地理的に対局の地 南端 沖縄とともに独自の風土と歴史を織りなしてきた北の大地ですが、この北
熊坂長範と「毛替えの地蔵さん」伝承 – 愛知県
* この記事は2018年11月19日にポストした記事の再掲載記事となります。ご了承下さい。 「浜の真砂は尽きるとも‥」の台詞で思い起こすのは石川五右衛門、歴史に残る盗賊として有名ですが、平安時代の盗賊として名を残す人に「
越前「北ノ庄城」そして霞の城「丸岡城」- 福井県
福井県、日本海に面しながらもその領域に多くの山麓を擁し、美しく豊かな自然と穏やかな気風、様々な山海の珍味溢れることで知られるお国柄。 領国時代には敦賀湾を見晴らす鉢伏山付近を境に、北を「越前国」、南を「若狭国」とし、それ
冠と漆器 ヲホドノオウジ伝承 – 福井県
* この記事は2018年9月16日にポストした記事の再掲載記事となります。ご了承下さい。 掲載予定であった福井県の7~8月開催予定のイベントに関して急遽、広報制限の報が入りましたため、再掲載記事に代えて対応させて頂きます