終焉か再生か 彼の歩みし道を思う – 北海道

北海道の南西端、津軽海峡に接して突き出した形の渡島半島(おしまはんとう)。南端に分かれた松前半島、亀田半島を含めて北海道の地形を特徴づけるポイントにもなっています。 相対する青森県、こちらも東西に大きな半島を掲げた県とな

てんてん手まりの行く先五月の祭 – 和歌山県

「テンテンてんまり テンてまり♪ テンテンてまりの手が逸れて・・♪」・・JASRACが怖いので これ以上書きませんがw。 西條八十・作詞、中山晋平・作曲による童謡『まりと殿様』(原題「毬と殿様」)の出だしの一節です。 今
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修験の山の杉並木、時を紡ぐ人の道 – 後

戸隠神社の杉並木が枯死の危機に晒されているという残念な内容で終わった前回の記事「修験の山の杉並木、時を紡ぐ人の道 – 前」今回はカテゴリーをコラムに変えてお送りします。 人間による環境破壊、それにともなう環境

乳の神は愛を紡いで深き里に鎮まる – 熊本県

九州の中央部を担う熊本県、そのまた中央付近を東西に横たわるように位置する八代市。 さらにその内陸部 宮崎県にも近い東部山間の地ともなれば九州中央山地のお膝元、周囲を深い山々と谷で囲まれ、交通路の確保された現在でも到達に時
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悪態争奪の向こうに見る生の望みと力 – 茨城県

「奇祭」フォークロア好きや祭りファンの人には中々に魅力的な言葉ですかね。 目に見えて珍奇な祭事、時に由緒や記録さえ詳らかでなく、にも関わらず数百年に渡って(誰もよく分からぬままに)続けられているという、現代的な視点から見