結構な天神社に壮観美麗の藤まつり – 東京都
天気予報では今日は晴天のはずだったのに・・ 雨降ってるやん・・。(4月2日) 3月19日に東京で雹が降り・・かと思えば、その5日後には桜の開花宣言と何やら分かったような分からないような気候の目まぐるしい変化。 私の住む近
春を言祝ぐ遠江国の十二の舞 – 静岡県
今から約1500年の昔(古墳時代)、第29代天皇として即位されたのが “欽明天皇(きんめいてんのう)” でした。 現代の日本は(一般的に)凡そ神道と仏教に鎮まる国ということができるでしょうが、当時
四度の危難を越えて春部の陰陽石 – 広島県
広島県の東に位置する福山市、岡山県に境を接するほど県域の端にありながら広島市に次ぐ人口を有する街であり、また中国地方2番目の中核都市にも指定されています。 背は山地、眼前は瀬戸の海、その間を街道が通り古く山陽をして機内と
伊予路に春呼ぶ椿のまつり – 愛媛県
四国 道後といえば知らぬ人もなき温泉のメッカ、温泉愛好家はもとより日本人なら一度は行って温まってみたい伊予路 古の湯元ですね。 日本三古湯の一つ、夏目漱石の小説「坊ちゃん」で広く知られてからはさらに湯治客も増え続け、近年
熊野蒼天を渡る花の窟の神縄 – 三重県
三重県南部に “東紀州” と呼ばれる地域があります。 今では行政や気象などの取り扱いや住民を含む一部の使用を除いて、それほど頻出する言葉ではありませんが、この地域名はその名のとおり古の三重と和歌山
弁天さまもときには気が迷うのか – 佐賀県
弁財天(べんざいてん / 弁才天とも)。 いわゆる弁天さま、日本においてトップクラスの知名度を持つ神さまのお一人ですが、貴方はこの弁天様に対してどのような認識をお持ちでしょうか? ほぼ固定した認識として “七
そこに刻まれるのは太古の影か – 山口県
“ペトログリフ”(petroglyph)という言葉をご存知でしょうか? ギリシア語で “石” を表す “petro / πέτρα” と ̶
400年に紡がれた勇壮巨大米俵祭り – 熊本県
熊本県北西部、有明海に面した町 “玉名市” で一風変わったお祭りが開かれます。 その名も『第28回 玉名大俵まつり』、大俵の名の如く・・というレベルではありませんね。 直径約3メートル 幅5メート
暗眼に溢れる涙 景清と人丸の物語 – 宮崎県
前回の記事「鶴富姫と那須 “大八郎” 宗久」による悲恋の物語は、宮崎県の北西部 熊本県にも接する “椎葉村” からお伝えしましたが、本日は同じ宮崎県ながらも中心地である宮崎
落日から紡ぐ未来 椎葉鶴富姫伝説 – 宮崎県
~ 祇園精舍の鐘の声 諸行無常の響きあり 娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす 奢れる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし 猛き者もつひにはほろびぬ ひとへに風の前の塵に同じ ~ ご存知 平家物語 冒頭の一節です。