そこに刻まれるのは太古の影か – 山口県
“ペトログリフ”(petroglyph)という言葉をご存知でしょうか? ギリシア語で “石” を表す “petro / πέτρα” と ̶
240年前にロシアを見た男(後)- 三重県
240年前と現在で単純な比較は出来ませんが、サンクトペテルブルクの年間平均気温を見てみると、日本の北海道・網走市辺りと似たような感じとなっています。 白夜も続き 相当寒いことに変わりはありませんが、想像を超えて・・という
240年前にロシアを見た男(前)- 三重県
臆病な話ですが、何が怖いといって “海” ほど怖いものはありません。 ・・などと言ったら海の好きな方からお叱りを受けるかもしれませんが、いや本当に怖いです。 もちろん晴れ渡った海原を見れば美しいと
心に輝き 芋掘り藤五郎伝承(後)- 石川県
前編でご案内した “芋掘り藤五郎” 伝承。 前回とはまた別のお話をご紹介したいと思います。 とりあえず、物語としては前回のお話に続く後日譚的な形になるのでしょうか? 藤五郎と和子(わご)は既に夫婦
往昔から未来へ玉名のアラカルト – 熊本県
前回に引き続き玉名の里(玉名市近郊)からお送りさせていただきます。 ・・と申しますのも、記事を作るときには毎回 画像や動画も用意し組み込んでいくのですが、その大半は契約している画像供出サイト、もしくはYouTubeを利用
400年に紡がれた勇壮巨大米俵祭り – 熊本県
熊本県北西部、有明海に面した町 “玉名市” で一風変わったお祭りが開かれます。 その名も『第28回 玉名大俵まつり』、大俵の名の如く・・というレベルではありませんね。 直径約3メートル 幅5メート
秋風に和む因幡の城そして伯耆の滝 – 鳥取県
さすがに酷暑も過ぎ去り過ごしやすい季節になってきましたが、それでも日中はそれなりに暑い陽射し。朝晩との気温差に注意しないと体調を崩すきっかけになりかねません。体調・健康の維持にご注意ください。 一部には11月もまだ例年を
暗眼に溢れる涙 景清と人丸の物語 – 宮崎県
前回の記事「鶴富姫と那須 “大八郎” 宗久」による悲恋の物語は、宮崎県の北西部 熊本県にも接する “椎葉村” からお伝えしましたが、本日は同じ宮崎県ながらも中心地である宮崎
落日から紡ぐ未来 椎葉鶴富姫伝説 – 宮崎県
~ 祇園精舍の鐘の声 諸行無常の響きあり 娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす 奢れる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし 猛き者もつひにはほろびぬ ひとへに風の前の塵に同じ ~ ご存知 平家物語 冒頭の一節です。
健幸の公園にも相剋の歴史は眠る – 山梨県
“古墳” 古代において貴人や豪族たちを埋葬、鎮魂と権威の象徴として築かれた大型の墳墓。 時代区分にも表されているように凡そ3世紀の半ばから7世紀にかけて日本各地で造設されました。 しかし、体系的な