どろぼう橋伝承から見る江戸期の面影(後)ー 埼玉県

. 前回より重ねて川越大師 喜多院 に残る伝承から . 「どろぼう橋」を渡って寺の敷地に逃げ込んだ盗賊は追手の捕り方からは逃れたものの、それでも境内の寺男たちに取り押さえられました。 . しかし、寺側は罪にまみれた男を奉

どろぼう橋伝承から見る江戸期の面影(前)ー 埼玉県

. 「 昔、この橋は、一本の丸木橋であったといわれ、これは、その頃の話である 」 . 神妙な一節は、川越大師 喜多院にある立札由来書の冒頭部です。 . 「 ここ喜多院 と東照宮の境内地は御神領で、江戸幕府の御朱印地でもあ...

修験の山の杉並木 過去から未来へ紡ぐ人の道(前)- 長野県

『 天岩戸伝説 』 . 須佐之男命(スサノオ)の粗暴な振る舞いに怒った天照大神(アマテラスオオミカミ)が岩屋に隠れたことで 闇と禍(まが)が世を覆ってしまったため、他の神々が知恵を出し合い天照大神を岩屋から引き出す 神話

婿はつらいよ 越後松之山の婿投げ行事 – 新潟県

正月休みも明け 今日から仕事初めという方も多いのでしょうか、逆にサービスや保守関連業務の方の中には皆が休みの間に働いて これからようやく”私のお正月” になった方も居られるのかも知れません。 ともあれ 世間は既に起動開始

ハレの日 人生の門出と嫁入り舟行事 – 茨城県

「嫁入り」 それは人生で最も光り輝くハレの日、男女が力を合わせて新しき世帯を持ち新しき人生を織り紡いでゆく めでたき門出の時でもあります。 . 本年最後を締めくくる記事は、恐縮ながら参加可能な方に制限がございます。 参加

蘇る与次郎狐 出羽伝承の昔と今(後)- 秋田県

. 前2回に渡ってご案内しました「飛脚狐」そして「与次郎狐」の伝承ですが、与次郎が仕えた主君 佐竹義宣(さたけよしのぶ)公は戦国後期に生まれ安土桃山時代から江戸時代前期を生きた武将でした。 . 佐竹氏は常陸源氏(ひたちげ

蘇る与次郎狐 出羽伝承の昔と今(前)- 秋田県

出羽国、秋田県から山形県にかけて残る伝承に「与次郎狐」というものがあります。 . 与次郎狐は 国守に重用され飛脚として無類の能力を発揮、活躍したものの運命に翻弄され命を落とすという悲しい物語なのですが、この与次郎狐のお話

アエノコト 夫婦神迎え豊年祈る古の祭礼 - 石川県

11月も半ば、日中はともかく朝晩はすっかり冷え込むようになりましたね。 人間とは勝手なもので、同じ気温でもこれが3月4月であれば「ずいぶん暖かくなったなぁ」とホッとするものですが、これから冬に向かうこの季節では私のような

報恩と相克 阿波の狸伝承と金鳥神社(後)ー 徳島県

金鳥が修行のため津田山に渡った時、一匹のお供がおりました。当然、同じ狸なのですが、その名を ” 藤の樹寺の鷹 ”、小松島に二人の倅とともに住まい 勇壮、人徳(狸徳)ともに優れ金鳥の右腕とも言われた男でした。 穴観音城のあ