240年前にロシアを見た男(後)- 三重県
240年前と現在で単純な比較は出来ませんが、サンクトペテルブルクの年間平均気温を見てみると、日本の北海道・網走市辺りと似たような感じとなっています。 白夜も続き 相当寒いことに変わりはありませんが、想像を超えて・・という
240年前にロシアを見た男(前)- 三重県
臆病な話ですが、何が怖いといって “海” ほど怖いものはありません。 ・・などと言ったら海の好きな方からお叱りを受けるかもしれませんが、いや本当に怖いです。 もちろん晴れ渡った海原を見れば美しいと
心に輝き 芋掘り藤五郎伝承(後)- 石川県
前編でご案内した “芋掘り藤五郎” 伝承。 前回とはまた別のお話をご紹介したいと思います。 とりあえず、物語としては前回のお話に続く後日譚的な形になるのでしょうか? 藤五郎と和子(わご)は既に夫婦
心に輝き 芋掘り藤五郎伝承(前)- 石川県
本年は、まさかに年明け早々甚大な自然災害や重大事故が相次ぎ、気持ちの重いスタートとなってしまいました。 特に大規模地震に見舞われた石川県は北部を中心に未曾有の被害を受け、あまつさえ9月に発生した奥能登豪雨で重ねて大きな打
落日から紡ぐ未来 椎葉鶴富姫伝説 – 宮崎県
~ 祇園精舍の鐘の声 諸行無常の響きあり 娑羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらはす 奢れる人も久しからず ただ春の夜の夢のごとし 猛き者もつひにはほろびぬ ひとへに風の前の塵に同じ ~ ご存知 平家物語 冒頭の一節です。
早潮見晴らす鎮魂の水天門 赤間神宮 – 山口県
山口県下関市、下関の名産と言えば真っ先に思い浮かべるのが やはりふぐ、ふぐ刺し / てっさ、ふぐ鍋 / てっちり、美味しいですよね、少しばかり高価なのが玉にキズですが・・ しかし、下関は雲丹 / うにの特産地でもあるよう
生きること、協心結束こそ我らが矜持 – 鹿児島県
登山中に道に迷うなどして運悪く遭難の憂き目となったとき、つい不安や恐れの気持ちに “早く下山してしまおう” と思ってしまいがちですが、遭難時の鉄則は “上を目指す” ことと
湧水の如き女の性 命をも焦がす物語(前)
『 天城越え 』は歌手 石川さゆりさんによる大ヒット曲、愛の情念に焦がれる女性の心模様が鮮やかに歌い上げられて、演歌にあまり興味が無くてもこの歌は好き!という方も少なくないのではないでしょうか。 「天城越え」は別名「天城
終焉か再生か 彼の歩みし道を思う – 北海道
北海道の南西端、津軽海峡に接して突き出した形の渡島半島(おしまはんとう)。南端に分かれた松前半島、亀田半島を含めて北海道の地形を特徴づけるポイントにもなっています。 相対する青森県、こちらも東西に大きな半島を掲げた県とな
人の人たるその志は第九合唱の如く – 徳島県
前回ご案内した “全国で唯一電化路線のない街” の特殊事情とその風情。 そんな徳島県の鉄道史を物語る『鉄道写真展 -特急列車と機関車-』 有志の協力を得て 約60点余りの写真展示が行われるというマ