150年を賭して現在に未来に軌跡をつなぐ轍
明治5年(1872年)、お侍の世が終わり、時代は急激な近代化の波に覆われていた頃、目まぐるしく移り変わってゆく社会の仕組みや価値観の中で、人々は落ち着かない日々を過ごしていました。 特に同5年11月9日に発布、12月3日
渡波に伝承紡ぐ二つの神遣い(白鳥)- 宮城県
神使(しんし)、ご存知のとおり神さまのお遣い(おつかい)です。 神の眷属(けんぞく / 眷族)であり、神の意向をもとに様々な霊験を顕し人々に恩恵を運ぶ反面、時に祟りや障害をもたらすことも少なくありません。 基本的に神さま
東北に花咲く横綱は身も心も男前だった – 山形県
先日のポスト “八乙女に導かれし皇子・・” は山形県(出羽国)からの伝承でしたが、再掲載記事でもありました。 ・・だから、というわけでもありませんが、今回改めて山形県に連なるトピックスを取り上げて
神の山里の石柱群 連なる謎と好楽に酔う – 大分県
世界的に知られた場所といえば、やはりイギリスの “ストーンヘンジ” でしょうか・・。 “環状列石(かんじょうれっせき)”、 手で持ち上げられるくらいの大きさから、数百人掛か
天賦の才も専心を重ねて後世に輝く(後)- 山口県
京都府の北端、日本海側に接する宮津市、この一角に「天橋立雪舟観展望休憩所」という名の好楽施設があります。 宮津湾を通して日本三景のひとつ「天橋立」を見晴らす位置に開かれています。 “雪舟観(せっしゅうかん)&
天賦の才も専心を重ねて後世に輝く(前)- 山口県
その小坊主は幼くして入寺したものの、仏道修行において身が入らず、事あるごとに筆や炭の欠片を用いて絵を描くことに興じる。 里方より そのような話は聞き及びしも、元来、寺は仏門の場 何をおいても 先ずは仏の道を学び 己が世俗
来る福929招き猫集う招福到来の日 – 三重県
9月29日は とても大事な日です。 30年から昔のこの日、結婚式を挙げました。つまり、私にとってこの日は結婚記念日なのです。 まぁ正直なところ私自身はどうということもなく、ちょくちょく忘れてしまうのですが、毎年 当日まで
八乙女に導かれし皇子 そして修験の頂(前)
庄内平野を見下ろしその彼方に日本海を望む気高き山、出羽三山。 往古「いでは」とも呼ばれた秋田から山形にかかる東北の地、その出羽国を東西に分かつようにそびえるこの山が修験の本山となった その始めには一人の皇子の物語がありま
夜空を舞い焦がす綱火は常陸国にあり – 茨城県
今から1年前、ようやくスマホに変えました。20年近く(いわゆる)ガラケーを使ってきての変更なのですが、未だ もうひとつ使い慣れません。 基本的に電話とメール、”LINE” 後はたまに地図(Goog
改革の本位とは何か 上杉鷹山 夢と相克の果てに(前)- 山形県
* 本日は2018年9月の再掲載記事となります。ご了承ください。 アベノミクス の言葉が世に広まって早7年、広報においてはバブル景気はおろか いざなぎ景気さえ抜き去り戦後2番目の長期経済成長などと報じられ、政策の効果を