大苦の果てに望むもの 於安御前伝承(後)- 徳島県
前編では子を身籠った母が民のために、自ら命を捧げるという何とも痛ましい物語をお伝えしましたが、ここで大きなキーワードとなったものが「生贄・人身御供」という風習です。 生贄・人身御供・そして人柱、厳密にはそれぞれ微妙に定義
大苦の果てに望むもの 於安御前伝承(前)- 徳島県
今年もいよいよ押し詰まってまいりました。寒風強まる中、皆様 風邪などお召になられていませんでしょうか? ・・などと問い交わすのが例年の振る舞いなわけですが、本年は新型コロナウイルスの都合もあり、多くの人がマスク&手洗いを
一日800人 年間29万人
妙な題名からの書き出しとなってしまいました。 一日約800人、概算で年間約29万人、あまり喜ばしい数字ではありません。 2017年度の統計ですが、この数字は世界における妊産婦の死亡者数を表しています。 総人口80億人にも
蘇る与次郎狐 出羽伝承の昔と今(後)- 秋田県
前2回に渡ってご案内しました「飛脚狐」そして「与次郎狐」の伝承ですが、与次郎が仕えた主君 佐竹義宣(さたけよしのぶ)公は戦国後期に生まれ安土桃山時代から江戸時代前期を生きた武将でした。 佐竹氏は常陸源氏(ひたちげんじ)の
蘇る与次郎狐 出羽伝承の昔と今(中)- 秋田県
現在の秋田県から山形県に連なる東山道、緑深き神秘の地、出羽国 前回、各地に残る「飛脚狐」伝承の概要を お伝えしたところで、今日はいよいよ出羽国に伝わる「与次郎狐 / 与次郎稲荷」本編のご紹介です。 天下分け目の戦、関ヶ原
蘇る与次郎狐 出羽伝承の昔と今(前)- 秋田県
いつもイナバナ.コムをご訪問頂き有り難うございます。 先般ご案内させて頂きましたように今週は過去記事の再掲載とさせて頂きます。 一部、注意箇所、また下段において加筆などございます。ご了承くださいませ。 ー ー ー ー ー
神霊因幡国 忠孝のキツネ桂蔵坊伝承 – 鳥取県
民話好きの方に限らずとも いわゆる “昔話” の類に人間以外、多くの動物や神霊・妖怪が登場することはよく知られたところですね。 キツネやタヌキ、ヘビ、シカ、イヌ(オオカミ含む)、ウサギ、サル、ネズ
見納め間近?真下から見上げる全天のハナビリウム ー 岡山県
早いものでもう10月の後半、今年も残すところ2ヶ月余りとなりました。 例年ならば行楽の秋本番な季節にありながら 今年ばかりは(多少なりとも落ち着いてきたとは言え)中々手放しで楽しみ難い状況が続いていますね。 世界的に見れ
ちいさい秋みつける内子町の道の駅 – 愛媛県
だれかさんがだれかさんがだれかさんがみつけた ちいさい秋ちいさい秋ちいさい秋みつけた ♪ サトウ・ハチロー作詞、中田喜直作曲の童謡「ちいさい秋みつけた」の一節ですね。 近年では童謡や唱歌を聞く機会も減ったためか、あまり耳
ムーミンの75年『ムーミン コミックス展』- 滋賀県
“森と湖の国” そして幻想的な天空の舞 “オーロラ” で知られるフィンランド。 北部につながるラップランドはサンタクロースの故郷としても伝わる不思議の北の大地。 このフィン