熊野蒼天を渡る花の窟の神縄 – 三重県
三重県南部に “東紀州” と呼ばれる地域があります。 今では行政や気象などの取り扱いや住民を含む一部の使用を除いて、それほど頻出する言葉ではありませんが、この地域名はその名のとおり古の三重と和歌山
変わりゆくものと変わらぬものの間で – 福島県
一番上の長男、一番下が三男、間にはさまる次男・・♪ は 「だんご3兄弟」 NHK「おかあさんといっしょ」発祥の歌でありながら200万枚をはるかに上回る売り上げを記録し、社会現象とまで言われた盛り上がりを
そこに刻まれるのは太古の影か – 山口県
“ペトログリフ”(petroglyph)という言葉をご存知でしょうか? ギリシア語で “石” を表す “petro / πέτρα” と ̶
錦秋の繁栄祈願 豊川稲荷の鎮座祭 – 愛知県
11月になり日中はそれなりの気温になるものの、ようやく秋の気配も深まってまいりました。 愛知県豊川市の「豊川稲荷」で11月16日(土)~17日(日)に秋の大祭(鎮座祭)が執り行われます。 日本三大稲荷のひとつともされ、地
400年に紡がれた勇壮巨大米俵祭り – 熊本県
熊本県北西部、有明海に面した町 “玉名市” で一風変わったお祭りが開かれます。 その名も『第28回 玉名大俵まつり』、大俵の名の如く・・というレベルではありませんね。 直径約3メートル 幅5メート
二都に紡がれる采女春姫の供養祭 – 福島・奈良
2017年4月1日土曜日に当イナバナ.コムは始まりました。以来7年余、さしたる進歩もなければ大した成果もなく、それでも閉鎖にも至らずボチボチと息を繋いでいます・・。 これもひとえに訪問していただいている皆様のお陰にほかな
てんてん手まりの行く先五月の祭 – 和歌山県
「テンテンてんまり テンてまり♪ テンテンてまりの手が逸れて・・♪」・・JASRACが怖いので これ以上書きませんがw。 西條八十・作詞、中山晋平・作曲による童謡『まりと殿様』(原題「毬と殿様」)の出だしの一節です。 今
祖霊と共に生きる国 三つの正月そしてシーミー – 沖縄県
沖縄には三つの正月があると言われます。 現在 一般的に馴染みの深い西暦 / 新暦による1月1日の正月、 今でも中国や東南アジア諸国などでは馴染み深い旧暦1月1日(2024年2月10日)、 そして「ジュウルクニチ」、旧暦1
悪態争奪の向こうに見る生の望みと力 – 茨城県
「奇祭」フォークロア好きや祭りファンの人には中々に魅力的な言葉ですかね。 目に見えて珍奇な祭事、時に由緒や記録さえ詳らかでなく、にも関わらず数百年に渡って(誰もよく分からぬままに)続けられているという、現代的な視点から見
夜彩る千の灯籠 子供たちの笑顔 – 長崎県
「江迎町」、何と読むか分かりますか? 特に難しい読み方ではありません。「えむかえ-ちょう」と読みます。そのままですねw。でも何となく「えごう」とか「こうげい」とか特別な読み方があるのではないかと考えてしまいます。 こうし