泰平の世の一目惚れ?反正天皇の伝承 – 大阪府

世はなべて平和、 結構なことです。 戦に明け暮れるような世相では当然ながら安寧な生活など望めませんし、一人の強権者が横暴を振るう世の中でも心の落ち着く暇もありません。 後世に語り継がれる情話などの中には戦乱や権力に翻弄さ

その後光は勝手場から溢れている 於竹伝承(後)− 東京都

後に大権現とも称された 家康によって開かれた幕府と江戸の町、100年余りにわたって続いた戦の世が終わりを告げ ようやく安寧の時代が到来したのです。 . 伝馬町は当時の江戸において屈指の商業地でありましたが、その端緒であっ

廃線トレッキング-青空を探して鉄路を歩む − 鳥取県

* イベントご紹介の記事ですが6月後半以降の催行内容となっています。状況をご考察の上ご参加下さい。 . 「廃線」 言うまでもなく 運行を打ち切った鉄道路線、そして線路のことですね。 具体的な次の利用計画が立たないかぎり多

傾国と謳われた貴妃 その終焉の地は何処(後)- 山口県

7世紀初頭、滅亡した「隋」に続いて興った国家「唐」 大陸東端から中央アジア一帯にまで国土を広げ、その国力と文化の隆盛は周辺諸国にも多大な影響を与えました。 その最盛期は 日本ではおよそ奈良時代にあたり「遣唐使」などの使節

傾国と謳われた貴妃 その終焉の地は何処(前)- 山口県

. 「本州最西北端の安らぎの宿坊」 公式サイトのトップでそう謳っているのは、山口県長門市にある「二尊院」(にそんいん 正式名称:龍伏山天請寺二尊院) 日本海を臨む向津具半島*において 大同二年(807年)創建と伝わる寺院