暗澹の時さえ越えて 下総国 時平神社_再
時平(ときひら)… 藤原時平 と言えばどのような人物でしょう‥ このような問に対し歴史通の方を除いて、即答できる人は多くないかもしれません。 どこかで聞いたような名前だけどな‥ 藤原という姓だから平安時代の貴族の一人だろ
渡波に伝承紡ぐ二つの神遣い(狐)- 宮城県
宮城県 万石浦、先日のお話よろしく江戸時代には多くの塩田が開かれ(産業として昭和前半期まで続きました。)潮干狩りや、その後 “牡蠣” の養殖などで賑わった、石巻市と牡鹿半島に囲まれた海跡湖です。
神の山里の石柱群 連なる謎と好楽に酔う – 大分県
世界的に知られた場所といえば、やはりイギリスの “ストーンヘンジ” でしょうか・・。 “環状列石(かんじょうれっせき)”、 手で持ち上げられるくらいの大きさから、数百人掛か
天賦の才も専心を重ねて後世に輝く(後)- 山口県
京都府の北端、日本海側に接する宮津市、この一角に「天橋立雪舟観展望休憩所」という名の好楽施設があります。 宮津湾を通して日本三景のひとつ「天橋立」を見晴らす位置に開かれています。 “雪舟観(せっしゅうかん)&
来る福929招き猫集う招福到来の日 – 三重県
9月29日は とても大事な日です。 30年から昔のこの日、結婚式を挙げました。つまり、私にとってこの日は結婚記念日なのです。 まぁ正直なところ私自身はどうということもなく、ちょくちょく忘れてしまうのですが、毎年 当日まで
八乙女に導かれし皇子 そして修験の頂(後)
役行者によって始められたとされる修験道ですが、東北の地 出羽三山における修験道開山はひとりの皇子によってなされたと伝えられています。 八乙女の舞う浦へ辿り着き、浮世の煩いを離れ日々の修行へと身を投じた皇子、されど その道
その夜は家内に籠もるべし(みねんげさん)- 島根県
「夜歩く」は横溝正史による推理小説、夢遊の内に夜の静寂をさまよう登場人物を中心に書かれた怪奇な物語でした。 小説ほどではないにせよ、昭和も中盤頃までは日も沈むと 辺りは夜の帳に包まれ 用もないのにあまり出歩くものではない
八岐松の天狗と武五郎の話(天狗さま)- 島根県
“天狗さま” といえば昔話の常連さん、少々やんちゃで人を困らせる天狗から、何かしら福をもたらしてくれる有り難い天狗まで色々おられます。 元々 その名のごとく “天の狗(天のイヌ / 犬