早潮見晴らす鎮魂の竜宮 長門国 赤間神宮 - 山口県
山口県下関市、下関の名産と言えば真っ先に思い浮かべるのが やはりふぐ、ふぐ刺し / てっさ、ふぐ鍋 / てっちり、美味しいですよね、少しばかり高価なのが玉にキズですが・・ しかし、下関は雲丹 / うにの特産地でもあるよう
愛着と崇敬の狸 狸王国 太三郎の伝承 - 香川県
狸 と言えば古来キツネと並んで人を化かすもの 頭の上に葉っぱを一枚乗せてクルンと宙返りを打てば美女にもお化けにも变化自在・・ 昔ばなしでは定番スターの一角であり、またイタズラをしながらもクールな印象のキツネに比べて三枚目
青森県 民話 – 愛される善行の鬼たち 鬼神社にまつわる伝承
昔ばなしのレギュラーキャストと言えば、おじいさん と おばあさん、殿様、姫様、お地蔵様、キツネ に タヌキ にヘビ ⁄ 龍、カッパ・・といった面々でしょうか。 そして もう一人 常連さんに「鬼」がいましたね、...
岡山県 民話 – 道心坊のおはなし
「道心坊」(ドウシンボウ)という言葉の意味を辞書で紐解きますと、1. 成人後、仏門に入った者。2. 僧形をして物乞いをする者。などとあります。3.に何故か – 網元制のもとで、漁夫が漁獲物の一部をくすねること
山口県 民話 – 導かれし蒼き湧水 別府弁天池
かつては長門国(ながとのくに)とも呼ばれた地にあり、今は山口県中央部の地、美祢市(みねし)、国内最大規模の鍾乳洞窟「秋芳洞」又、カルスト台地「秋吉台」の人気は高く観光客も絶えることがありません。その秋吉の地に住んでいたひ
富山県 民話 – 往来を導く 橋地蔵
「橋地蔵」というちょっと変わった名のお地蔵さまのお話し さてさて今は昔、富山は上市の とある村に三叉になった路がひとつあったそうな 三叉に分かれた路なぞ ここでなくとも国じゅういたるところに有るもんじゃが、この三叉路は少
鹿児島県 民話 – 猿ヶ城の朱塗観音
梅雨の季節がやってきました。ご存知のとおり日本は多雨の国で年間降水量1700mmは世界平均の2倍にもなるそうです。近年では温暖化の影響かそれとも生活圏の舗装率が増えすぎたためか昔のように毎日々々シトシト降ったり、また、夏
大阪府 民話 – 門真の愛猫 ガラスケ
大好物は‘かつおぶし’!・・とくればネコ、ですがこちらのネコさんはかつおぶしに続いて‘れんこん’‘くわい’となかなか通な好みをもっているようです。その上変わった鳴き声で鳴き人に向かって愛想よく手招きまでするとなれば人気の
福島県 民話 – 弘法大師と犬
真言密教の開祖、弘法大師 / 空海の偉業を語る伝承は日本各地にみる事が出来その数は三百とも五百とも言われています。弘法大師と言えば仏法の徳のみならず、初期平安朝の三筆と呼ばれる程の書家でもあり`書’に関わる逸話にも枚挙に
石川県 民話 – 五十文の受取状
さても今は昔の不思議な話し 中能登の小竹という村に ごえ という名の婆さまが住んでおったと 婆さまは長く独り暮らしで又ほかに身寄りもなかったので畑仕事も一人で済まさねばならず、その暮らしはまんで貧乏なもんじゃった。しかし