妖かしの姫は今日も天楼で朧に微笑む(後)- 兵庫県
古に “姫路” の地は「日女道」または「日女路」と書き、城山である姫山を「日女道丘(ひめじのおか)」と呼んだそうです。 播磨国風土記において神々の流した 蚕子(さんし・蚕糸(絹糸の道具?))が流れ
畔に佇む大工の神様は意外な御仁だった – 福島県
大工(だいく)とは、主として木造建造物の建築・修理を行う職人のこと。古くは建築技術者の職階を示し、木工に限らず各職人を統率する長、または工事全体の長となる人物をさしていた・・。(Wikipedia より) なるほど「大工
甲斐の礎となったのか富士望むわに塚の桜 – 山梨県
三月となりました。啓蟄も間近、月後半には春分も控え寒さ厳しい中とはいえ 確実に春は近づいてきています。 昨年の今頃はコロナウイルスの感染が急速に拡大しつつあった頃で、マスク不足、トイレットペーパー不足、そして経済の悪影響
泰平の世の一目惚れ?反正天皇の伝承 – 大阪府
世はなべて平和、 結構なことです。 戦に明け暮れるような世相では当然ながら安寧な生活など望めませんし、一人の強権者が横暴を振るう世の中でも心の落ち着く暇もありません。 後世に語り継がれる情話などの中には戦乱や権力に翻弄さ
やはり神秘の山多く 出羽鳥海山の民話 ー 山形県
日本に「山」の文字がつく県は何県あるでしょう? . 答えは6つ、北から 山形県、富山県、山梨県、岡山県、山口県、和歌山県 となります。 元々、大陸棚の上に盛り上がるように地形をなす国土ですから、面積の割に山が多いのは良く
田に立つ悠然の御姿 あの御仁はどなたかな?- 奈良県
「斑鳩・太子道」 飛鳥時代、斑鳩宮(現在の法隆寺)から 飛鳥小墾田宮(あすかおはりだのみや・現在の明日村)を結ぶ一本の小路、ここを通われた ”貴人” を忍んで この道を「太子道」と呼ぶそうで、その途中その名も「安堵町」の
神の地が伝える幽玄の趣 そして石のささやき – 岐阜県
東西南北、どこを向いても森、また森・・・。 . これは 岐阜県 七宗町(ひちそうちょう)ホームページ 観光情報に掲載されている案内文の一節です。 まるで 昔話に登場する深い山里を物語るかのようですが、そこは現代のこと、七
毛の国に残る地名色々よもやま話(前)- 栃木県
. 『 毛の国 』何やら頭髪を思い起こさせるような国名ですが(一説にはそのような話もありますが・・)その毛ではありません。 . 千数百年の昔、ヤマト王権が機内を中心に勢力を固め その影響を全国に及ぼしつつあった頃、北関東