ヒトとサル以外のいい湯だな!温泉報告 – 長崎県

考えてみると この冬、もう一つ温泉記事が無かったような気がする・・
と、思って 見返してみれば昨年の9月に 山口県の川棚温泉の記事を書いて以来、ひとつも掲載していない! 挙げ句 10月の末に申し訳程度に 愛媛県道後温泉 の再掲載記事でお茶を濁している始末・・

やってしまった・・!! 各地の観光情報や民話・伝承をお伝えするべき このサイトで、最も載せなければならない季節に温泉記事をさっぱり上げていませんでした・・。
誠にお恥ずかしい限りです。m(__)m

と、いうわけで「温泉記事」を書きます。
但し、人間様が入る温泉ではなく人間以外の動物様温泉報告です。
決して慌てていたからというわけではありません・・多分・・

 

人間以外で温泉に浸かる、温泉を愛好する動物と言って真っ先に思い浮かぶのは、やはり「サル / 猿」ですかね・・ 昭和の後半位からでしょうか、テレビの番組やコマーシャルなどでよく見かけすっかりお馴染みです。

サルの気持ちが解る訳ではありませんが どう見ても人間と同じ、いや、それ以上に気持ち良さげに温泉浴を満喫しているように見受けられます。

長野県下高井の自然公園「地獄谷野猿公苑」のニホンザルが特に有名で、海外でもよく知られ、冬季には温泉ザル目当てに到来する外国人観光客も多いのだとか。

一匹の小ザルが人の温泉浴を見ているうちに真似をしてみたらヤミツキになってしまい、それにつられて他の多くのサルも温泉を楽しむようになったのだそうですが・・、ここで更に興味深いのは、入浴に来るサルのほとんどが小ザルか雌(メス) のサルだそうで、大人の雄(オス) ザルは あまり来ないのだそうです。

一説に、大人の雄ザルは群れの保安やパワーバランスに関わっているため、咄嗟に行動出来ない状態を避ける傾向にある。また、体毛が濡れることで萎んで体格が小さく見られることを嫌うために入浴をしないのではと言われています。 やはり野生というものは中々に厳しいものですね・・。

[ 長野県 地獄谷野猿公苑 の野猿温泉ライブカメラ ] は ↑ の画像をクリック

只、(あくまで個人的な考えですが・・)温泉に浸かる「サル」が、人間を真似たものだけなのか、それとも人間が知らないだけで もっと古い時代(例えば縄文時代やそれ以前)から温泉を好むサルがいたのではないか という疑問が頭をもたげます。

自然の “温泉” そのものの歴史が、人間の文化とは比べものにならない程 古いものであることは当然の理ですし、その時代から当時のサルや人の祖先に近い類人猿が、寒さをしのぐ為や体表の寄生虫を払う為に温泉入浴を定期的に繰り返していたとしても不思議では無いように思えるのです。

だとすれば、サルは温泉にかけては人間より遥かに “大先輩” ということになってしまいますが・・、 各地に残る温泉開湯伝説には、怪我を負った鹿や鳥が その傷を癒しに温泉を利用していた話も少なくないので、こういった可能性も無きにしもあらず だと思うのですが如何でしょう・・w

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と、言うところで本日の本題「ヒトとサル以外」です。

「カピバラ」です。近年、やはりテレビで取り上げられて以来 そのユニークな風貌にもかかわらず「キモかわいい?」と人気で、この十数年の間で国内における飼育数もかなり増えました。

体毛に覆われ寸詰まりな外見は好みの別れるところですが、凡庸な面持ち・・とでもいうか、憎めない表情で温泉浴を楽しむその姿には思わず “ほっこり” させられますね。

齧歯類(げっしるい)つまりは “ネズミ” の一種であり、1メートル超えのネズミと考えると恐怖を感じ、その和名も “鬼天竺鼠(オニテンジクネズミ)” といかめしいネーミングですが、性格は極めて温厚で人にも懐きやすいためペットとして飼う人もいるそうです。(国内での販売、個人飼育は稀)

南米原産で水棲的な傾向を持ち合わせることから 比較的寒さに弱いとともに、水=温水に馴染みやすい性格であったのでしょう。

こういった経緯からカピバラの温泉浴を見ることの出来る動物園施設はいくつか有るのですが、本日ご案内するのは長崎県西海市の『長崎バイオパーク』です。

温泉、どころか “打たせ湯” まであります。冬至の際には柚子ならぬ長崎特産の “ザボン” を浮かべた “ザボン湯” が奢られます。下手すると人間以上の風呂環境ですw。

風呂場と観覧の間に柵を設けていないため、まったりくつろぐ彼らの姿を間近に見ることが出来るとともに、来場者にも温かさのお裾分けとばかりに “手湯” も用意されているそうです。 何ともファンタスティックな体験だと思いますが如何でしょうか?

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それではもう一種の「ヒトとサル以外」

「カバ」です。 カバ? カバって風呂入るんだ!? というのが正直な感想です。
カピバラと同じくアフリカ南部という熱帯性の、それも日中の多くを水中で過ごすという生態から やはり温泉適性?が高いのでしょうか・・。

『長崎バイオパーク』のカバは、その名も「ドン」人間で換算すると80歳の高齢だそうです。 長きに渡ってバイオパークのカバの長としての務めを果たし、平成6年に生まれ “泳げないカバ” で有名になった「モモ」の父親でもあります。

トラブルから生後 一時は仮死状態になり、水中出産でなかったため水さえ怖がった「モモ」でしたが、飼育員さんの必死の努力により日本初ともいわれる人工哺育にも成功し、水泳や親カバ達との同居も果たしました。

年老いてなお ゆったりと生きる「ドン」 寒い季節を凌いでほっこり温まる姿を見ることが出来るのも今月一杯、上記のカピバラに比べても国内でお目にかかれるのは極めて限られた場所と期間ですので、長崎にお出掛けになられる際にはご一考頂ければと思います。

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温泉記事を書いてなかったと言いながら「人間」以外の温泉記事となりました。
申し訳無い・・

とはいえ「サル」「カピバラ」「カバ」をご紹介しながら、この他の動物も温泉に入るのかな?と考え調べてみると、京都市動物園で「ゾウ」が温水プールで戯れる記事 を見つけました。 水浴びで知られる「ゾウ」ですが、寒い時期に水温を上げると喜ぶ傾向があるのだそうです。

やはり、もしかすると、この世界の何処かで人知れず “温泉” を楽しむ動物が他にも居るのかも知れませんね・・。

『 長崎バイオパーク 』 公式サイト

 

 

 

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