ひまわりの花と湯 道の駅信州平谷 – 長野県

予想どおりというか何というか・・、オミクロン株が猛威を振るっていますね。
昨年の末に報告がなされるが早いか瞬く間に世界を席巻し、年明けから日本もその災禍に見舞われることとなってしまいました。各地、過去最高の感染記録を更新し続けており歯止めがかからない状態です。

唯一 救いとなりそうなのが、今までのコロナ株に比べて重症化率が低いと見積もられているところ、確かにグラフ上において その傾向は見られます。初期の頃と違い 軽症で済む方も多いようです。 しかし、感染者数が増え続ければ重篤患者の数も増える訳で、まだ当分の間は感染予防を続けてゆく他ないのでしょうね・・。

既に2年を越えて続くコロナウイルスの猛威、社会活動の制限の伴いイナバナ.コムでも各地のイベントや行楽の情報をお伝えし難い状況が続いています。 本日は久しぶりに “道の駅 / 温泉” などの記事ですが、コロナ感染度の下降具合や対策をご考慮・見極めてお出掛けになられるようお薦め致します。 温泉ネタも含みますが、とりあえず今行くと かなり寒い気候だと思いますw。

 

ということで、本日の舞台は信州 長野県の南端、岐阜県にも境を接する平谷村からお送りしましょう。

周辺は1500m級の山々に囲まれ 平地でさえ標高900mという完全な内陸型山間地、また 長野県下で最も人口の少ない村といわれ、例えば 東京で最も面積の広い自治体、大田区(60.66km2)よりも大きな村域(77.37km2)に、わずか400人足らずの村民が暮らします。(* 比較にはなりませんが一応、大田区は71.6万人) 何となく昔話の舞台にもなりそうな感じの村なのですかね。

山間地ゆえに夏場に訪れると軽井沢のように涼やかな気分が味わえますが、今の季節、最低気温は零下が普通、時に-10℃を下回るそう、 “平谷高原スキー場” もあるのでウインタースポーツ好きの方には良いですが、ま、要するに私のような寒がりには相応の覚悟と準備が必要ということでしょうか。

山間の村と言っても、長野県中心部から松本、塩尻と辿って愛知県豊田市に通ずる国道153号線が通るため交通の便は悪くありません。(※ 福井県大野市と長野県飯田市をつなぐ418号線も通っていますが、こちらは道路状態に難があるため否推奨)

この153号線沿いに村は開け 役場や学校などが立地していますが、ここに温泉施設や ひまわり畑を併設して営業しているのが本日ご案内する『道の駅 信州平谷』

普通車パーキング154台、レストラン、売店、そして市場と、一通り中堅規模の道の駅施設を構えますが、この『信州平谷』の “推し” はなんと言っても、施設後方 清流 “柳川” を見晴らす場所に静かに佇む『平谷温泉 ひまわりの湯』、そして その両脇の地を彩る “ひまわり畑” でしょう。

“ひまわり畑” の名のとおり 7月〜8月太陽のような花で埋め尽くされる景観は、地元の人達によって育て造られ 夏の平谷の風物詩ともなっているようです。 初夏から秋にかけて収穫時期を迎える “トウモロコシ畑” もあるのだとか。

ひまわりやトウモロコシといえば、子供の頃の夏休みを思い出してしまいます。夏期でも涼やかな平谷の村、家族連れでの夏の行楽にも 絵になる想い出を残してくれるかもしれませんね。 因みに次でご案内する温泉施設の中に、夏期営業のロングスライダー付き温水プールもあります。

道の駅 信州平谷

さて『信州平谷温泉 ひまわりの湯』、ナトリウム炭酸水素塩温泉を基とし “美人の湯” とも呼ばれるこの温泉、その泉質もさながら大きな “ウリ” は、併設温泉とは思えない大型の「庭園露天風呂」(※ 露天風呂は冬季に寒さのため使用不可の場合があるようです)

ホームページの画像を拝見すると、和風のしっとりとした造りとともに、洋風とも思える造りのスペースもあるように見えます。古代ローマで造られた温泉はこんな感じだったのでしょうかねw?

館内のお風呂もきれいで広くサウナや上でご案内した温水プールも完備されています。緑に抱かれ川のせせらぎを聞きながら暖まるひとときは至福の時間となるのではないでしょうか。

道の駅併設の温泉となると、立ち寄りのものなのか宿泊可能なのかが気になるところですが、『ひまわりの湯』は “日帰り温泉施設” となっているものの、宿泊施設『ひまわりの館』が併設されており、ゆったりと泊りがけの湯治にも対応しています。

また 姉妹館として『けいしょう館』が川の対岸側にあり、こちらは “山村体験型宿泊施設” の名があるように、バーベキューガーデンも完備された、より自然に即した施設となっているようで子供さんにも喜ばれるかもしれませんね。

画像 ひまわりの湯 © 株式会社信州平谷温泉

森とせせらぎの国、信州の道の駅のご案内をさせていただきましたが、やはり どちらかというと、夏から秋にかけてが最も楽しめるシーズンでしょうか。

全くもって個人的かつ希望的観測でしかないのですが、オミクロン株を超える新たな変異ウイルス種が出て来なければ、今年の夏から秋には社会活動への ある程度の見通しが立っているのではないかとも思えます。(まぁ2年前の今頃 これほど長期の問題になるとも思っていませんでしたが・・)

もし、希望的観測が叶って少しずつでも夏や秋の行楽が可能になるようでしたら、信州へのお出掛けの際には、『道の駅 信州平谷』と “ひまわり” のキーワードを思い出してみてください。 信州一 過疎な村で 信州一 魅力の想い出が出来るかもしれません。

『道の駅 信州平谷』 国土交通省 道の駅サイト

『信州平谷温泉 ひまわりの湯』 公式サイト

場  所 : 長野県下伊那郡平谷村252

営業時間 : 10:00~20:00(信州平谷温泉ひまわりの湯 最終受付19:00)

定 休 日 : 4月~11月 無休 12月~3月 水曜日

問い合わせ : TEL 0265-48-2911(ひまわりの湯)

 

 

※ ご承知のとおり 現在 コロナウイルス感染症問題に関連して、各地の行楽地・アミューズメント施設などでは その対策を実施中です。 それらの場所へお出かけの際は事前の体調管理・マスクや消毒対策の準備を整えられた上、各施設の対策にご協力の程お願い致します。 また これらの諸問題から施設の休館やイベントの中止なども予想されますので、お出掛け直前のご確認をお勧め致します。

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