原生郷 真昼山地をトレランで駆け抜ける – 秋田県

トレイルランニングは主に自然豊かな山岳地帯を走る中長距離走です。
標高も高く難路が続くコースを走破するプロレベルのものから、比較的初心者でも安心して参加出来るクロスカントリー的なものまで様々なレベルが存在します。

東北地域活性化イベントの一環として『OSJ MAHIRUSANCHI TRAIL 50K』が今年8月に秋田県真昼山地を舞台に開催予定、現在エントリーを受付中です。

その内容から初心者による参加は少々難しいところかと思いますが、このイベントをきっかけに、自然の真っ只中に己の限界を試すスポーツが繰り広げられていることに興味をもって頂ければと思い記事としました。

 

秋田県と岩手県の県境を縫うようにそびえる山脈を “真昼山地” と呼びます。
主峰 真昼岳、高峰 和賀岳 ともやはり県境を分かつており、その分水嶺で秋田と岩手を潤し育む 正に恵みの山として古来から信仰の対象ともなってきました。

一見珍しくも思えるその名は、蒜(ひる / ニンニク)生い茂る “真蒜” の山が元であるとか、平安時代の武将、坂上田村麻呂が征夷遠征の折 この頂に達したのが “真昼時” であったからとか諸事伝承残るものの真偽の程は詳らかではありません。

信仰の山と書きましたが、麓の「一丈木公園」横の一の鳥居を掛かりに、登山口の中鳥居を通じて山頂に本殿を構える「三輪神社 / 真昼山大権現」をして三輪大神 / 大物主神を頂き、禁足地をも持つ神の山とされています。

古くから怪異の起こる山としても語り継がれられているようで、Wikipediaの方でその一端が載せられていますので、ご興味のある方は一見されてみては如何でしょうか・・
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/真昼岳#民話

さて、これほどに異譚が語られる山地は現代にあっても その神秘性を維持しているようで、真昼山地の一部においてはさすがに生活道路や疏水整備などの開発がなされているものの、少し奥地に入ればマタギなど山に関わり深い者さえ滅多に立ち入ることのない原生の姿を保ち続けています。

秋田県北部から青森県を跨ぐ世界遺産 “白神山地” と同じくブナ林が息づく原生の森であり、人の手が入らない真正の自然は秋田の風土を生み出す源泉と言って良いかもしれません。

今回のトレイルランニングイベントは この原生林を踏破するわけではありませんが、その近域をコースに設定しているようです。

トレイルランニングの醍醐味と紐解けば “自然との一体感” が挙げられますが、そういった意味でこの真昼山地でのランニングは、神性の森の気を感じながら走る稀有な体験となるでしょう。

話としてランニングという呼び名が付いているために、走ることが絶対的な要件のように思えますが、状況次第でウォーキングと使い分けながら踏破するのもOKなのだとか。
先ずは手近な自然環境で軽く走ることから始めてみるのも良いかもしれませんね。

 

『OSJ MAHIRUSANCHI TRAIL 50K』 真昼山地トレイルラン サイト

開催日 : 2021年8月22日(日) ※選手受付:8月21日(土)

エントリー : 2021年2月26日(金) ~2021年7月16日(金)

開催場所 : 秋田県大仙市 真昼山地

定員 : 500名 参加費 : 有料

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