今振り返るベル・エポックの時「ミュシャ展」 – 長崎県

オランダ・ヨーロッパの街並みを再現した日本最大のテーマパーク、長崎県佐世保市のハウステンボスで世界最多の展示数を誇る「アール・ヌーヴォーの華 ミュシャ展」が開催されています。

 
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日本でも人気のミュシャ、画家であり イラストレーターであり 女性と柔和な植物模様の組み合わせなどでよく知られていますね。
麗しパリ、ベル・エポックと呼ばれた繁栄と享楽の時代、アール・ヌーヴォーの旗手と称されたアルフォンス・ミュシャ、彼の名声は その時代パリをして海外でも大きな成功を収めていたサラ・ベルナールによって呼び覚まされました。
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貧しい庶子から身を起こし”聖なるサラ” “劇場の女帝” とまで呼ばれたサラ・ベルナール、1895年も押し詰まったある日、急遽 公演が決まった宗教劇「ジスモンダ」のためにたった5日でポスターを作り上げなければならなくなった時、その作画を担当したのがミュシャでした。

サラ・ベルナールのためのポスターを背景にしたポートレート 1901年 ミュシャのスタジオにて

 
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12月31日 刷り上がったポスターを見たサラはその仕上がりに驚喜、当時 まだ無名に近かったミュシャとの間に専属デザイナーとして6年間の独占契約を結びます。
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サラの喜びを裏付けるように 斬新で雅やか 物語と偉大なプリマドンナを見事に表現したそのポスターはパリ市民にも大好評をもって迎えられ、ミュシャは一夜にして時の人となっただけでなく、サラのために描く作品を重ねるうちに 天賦の才をますます開花させ その対象は演劇の他にも、多様な商品の宣伝ポスターやパネルをも手掛けるようになりました。
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新進の気風が満ち溢れるアール・ヌーヴォーのパリ、そしてヨーロッパ、アルフォンス・ミュシャが残したものは優雅で颯爽とした作品群だけでなく、その後の時代にグラフィックデザインの基盤と可能性でもあったのでしょう。

 
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「アール・ヌーヴォーの華 ミュシャ展」は ハウステンボス内「パレス ハウステンボス」で開催されています。 驚くべきは約500点というその作品数の多さ、一度の公開としては世界最多だそうです。まさに圧巻というより他ないですね。その中には日本初公開の作品が50点も含まれているそうです。
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また グラフィックデザインとなれば関連グッズを求めたくなるのも人の常ですが、よく見られるカード類や栞以外にもお菓子や紅茶も用意され ファンの期待にも応えています。
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1階 ティーサロンでは ミュシャの故国 チェコで親しまれているパンの「トゥルデルニーク」「コラーチ」を香り豊かな紅茶とともに・・
オランダ王室の宮殿を忠実に再現した館内で楽しむティータイムは至福のひとときとなるかも知れません。

 
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アール・ヌーヴォーは直訳すれば「新しい芸術」
それまでの形式化された概念を拭い去り、優雅で豊穣な美しさを残しながらも自由で闊達な表現とパワーが花開いた時代
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「令和」の名で始まった日本の新時代も品格と躍動力に溢れた世になって欲しいものですね

 

 
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「アール・ヌーヴォーの華 ミュシャ展」  特設ウェブサイト

日  程   2019年2月9日(土)~6月24日(月)

開館時間   9:00~22:00 ※入場締切 21:00 日によって変更あり

入 館 料   大人700円、小人(4歳~小学生)500円。
※別途ハウステンボス入場料が必要。
その他詳細は公式サイト参照

場  所   〒859-3243 長崎県佐世保市ハウステンボス町1-1
ハウステンボス内 パレス ハウステンボス

問い合わせ  TEL: 0570-064-110 ハウステンボス総合案内ナビダイヤル

 

 

 

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