出演依頼はまだかいな・・昔話の?-前

先に申し上げておきます。今回はあまりちゃんとした結末になっていません。スミマセン m(__)m・・。

話題やイベントの記事を書くとき、できるだけ各都道府県を順繰りにお送りできるよう気を付けるのは、以前どこかで書いたような気がしますが、ひとつの県についても複数ピックアップした題材から、最も興味深いと思われるものを選ぶようにしています。

つまり 興味を惹きながらも選外となり、お届けできなかった記事も往々にしてあるわけで、記事にする側としては悩みどころでもあります。

近々では先日 岐阜県の記事だったでしょうか、高速道路からの入館と、涼しい時期の金魚という妙な組み合わせが気に入って「金魚の秋 トトぎふ」をお届けしましたが、この他に “ムササビ・ウォッチング” のネタもありました。自然観察のイベントとして行なっているところがあったのです。

只、調べてみると夜間・山中での観察であること、動物相手のことだけに見れない場合もあること、岐阜県以外でも行われている様子などから 記事採用を見送りましたが、個人的にはムササビを目にしたことがないこともあって、中々に難しい選択でもありました・・。

 

ということで・・と、いう訳ではないのですが?w。
その時 ふと思ったのが、ムササビ(またモモンガ・因みに別種)って、日本の民話に出て来ないな? さらに “あの動物” も民話の世界では聞いたことがないな? という疑問です・・。

“あの動物” とはコウモリ。日が暮れる頃からパサパサと空を舞っているアレです。 ムササビ / モモンガ、コウモリが登場する民話・昔話を皆様ご存知でしょうか? ・・まぁ日本といえどそれなりに広い国土・様々な風土ですし、所によってはあるかもしれません。単に未熟な私が知らないだけという可能性も高いと思います。

コウモリが登場する日本の民話として、ネット上で紹介されている話がひとつだけ有り、その概要は次のようなものとなっていました。

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昔々 森に住む獣たちと鳥たちの間で諍いが起こり ついには大きな戦となってしもうた

獣たちが戦に優勢になるころコウモリがやって来て 自分は体が獣でネズミの類だから仲間に加えてくれという

また鳥たちが反攻に出て優勢に転じるとコウモリはさっさと鞍替えをして 自分は羽を持って空を飛ぶ鳥の類だから仲間に加えてくれといった

愚かな戦もようやく終わりを告げ 獣と鳥たちが和解に至ると それまで身勝手な振る舞いをしていたコウモリは 誰からも相手にされなくなり 以後 皆が寝静まる夜に一人ぼっちで生きるほかなくなってしもうた・・とな・・
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都合次第で手のひらを返すようなことをしてはいけない・・。誠に教訓顕わなお話で・・。

中には獣のところに加勢に行ったコウモリが “お前は鳥だろう” と相手にされず、鳥たち勝利の後に祝いに行ったら “お前は獣だろう” と取り合ってもらえなかったと、アレンジメントされたような類話も見受けられます。

どちらも獣の体でありながら羽を持ち空を飛ぶ、コウモリの外見から擬えたお話ではあるのですが・・、これに似た話、子供の頃に “イソップ童話” の一編として読んだ記憶がありますね・・。 確定的なことは言えませんが、どうも日本の民話というより外来の童話が根付いて民話化したもので、歴史的にも比較的日も浅いのでは?という気がするのです・・。

実際のところ「ずるいコウモリ」ともいわれる この話は、世界中に似たような話が存在しており、どれが初出などと判別することは難しいのですが、人間のキャストが一切無く、また獣と鳥の体制二派に別れての全面戦争など、日本民話ではあまり見受け難い展開でもあるため、どちらかというと海外発祥の線が濃いのではないでしょうか・・?

因みに “イソップ童話” ですが、古代ギリシャ人 “アイソーポス” という人が語った寓話を集めたものとされています。 古代ギリシャですから紀元前6世紀頃。随分と歴史がありますね。

アイソーポスは元々奴隷身分であったそうで、作家というより語り部といった感じでした。口が立ち主人や周りの者を楽しませる作話と話術に長けていたため、それを認められて後に奴隷から解放されたそうです。 彼の語った寓話がその後数百年をかけて編纂され、現在読むことのできる “イソップ童話” となりました。

只、百数十編から成るイソップ童話の全てが、彼によるものとする確証は殆どなく、彼によって語られたものも多少なりとも含まれているであろう程度なのだそうです。

 

さらに ついでなので並べますが、西洋童話の巨頭 “アンデルセン”(1805年4月2日-1875年8月4日)はデンマークの純然たる童話作家です。 代表作として「人魚姫」「裸の王様」「マッチ売りの少女」「みにくいアヒルの子」「おやゆび姫」などがありますね。

全て創作であり、子供たちの情緒育成に寄与する偉大な作品群でありましたが、その作風からも伺えるように少なからず人間社会への風刺や批判の思想をも含んでいました。

そして童話界のもう一雄、 “グリム童話” を著したヤコブ&ヴィルヘルムのグリム兄弟(1785/1786年ドイツ生)。 代表作としては「シンデレラ」「ヘンゼルとグレーテル」「ブレーメンの音楽隊」「赤ずきん」「カエルの王子さま」などが あまりにも有名です。

但し、グリム兄弟による童話は 古くから残る民話・昔話を蒐集・加筆したものであり、創作童話ではない、言い換えれば類稀な能力を持つ再編者といった感じでしょうか・・。

ハンス・C・アンデルセン(左)・グリム兄弟(右)

西洋童話の作家たちに触れ 横道に反れてしまっている間に、肝心のコウモリやムササビの話から離れてしまい、オマケに中途に字数も喰ってしまいました。申し訳ない・・。

次回には きちんと話を納めますので・・。
あ、でも記事の冒頭で “ちゃんとした結末になってない” と言ってるな・・。どうしよう・・。重ね重ね申し訳ない・・m(__)m

 

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