真冬に常春の息吹を 南房総の花畑 – 千葉県

太平洋赤道域の日付変更線付近から南米沿岸にかけて、海面水温が平年より低くなる減少を “ラニーニャ現象” と言うそうで、要するに、世界的な平均気温を押し上げる “エルニーニョ現象” の逆の状態と言えるでしょうか。

今年はこのラニーニャ現象が発生しているらしく、年末から春先にかけて平年よりも寒くなる傾向にあるのだそうです・・。 私のような “寒がり” には辛い冬になりそうで、今から気が滅入ってしまいますね・・。 ウインタースポーツなどお好きな方にはすみませんが、生活に支障をきたすほどの雪など降らなければと今から思っています。

せめて、気分だけでも春を先取り、暖かさを少しでも感じられそうな話題をと、千葉県南房総市から温気広がるトピックをお送りしたいと思います。 ・・何か自分のために書いているような感じでもありますがw。

 

純然な “道の駅” 記事をお送りするのは久しぶりな気がします。前回のトピックは9月の半ば、北海道の『道の駅 サラブレッドロード新冠』『道の駅 ロマン街道しょさんべつ』でした。
コロナウイルスの感染者数もようやく下がりはじめ、北の地では秋風が感じられるようになった頃です。

道の駅 には温泉などを併設している所もあり、冬場の話題として取り上げたこともありますが 今季は見送り、一足飛びに春っぽい印象の道の駅ネタを探しました。

“花” と一口に言っても春夏秋冬 それぞれの季節に咲く花があり、当然 冬の花もあるので「花 = 春」という訳ではないのですが、それでも “花” には陽光のイメージが重なり、新たに来る “春” の暖かさを思い浮かべやすいですね。 「花畑」ともなればなおさらでしょう。

 

千葉県、房総半島の大半を占めるこの県の南部地域は、半島沖合いを流れる黒潮暖流の影響で年間を通じて温暖な地域といわれ、館山市から南房総市和田町にかけて約46kmもの「房総フラワーライン」と呼ばれる道もある 海岸沿いホットエリアです。

エリアというのは、同じ房総半島でも少し中央寄りの山間地域になると、海岸地域に反してかなりの寒冷地帯といわれ、ひとつの県域でここまで大きな気候差があるのも、その地勢ならではであり中々に興味深いところでもあります。

さて、その「房総フラワーライン」の一角、南房総市にある道の駅が 『道の駅ちくら 潮風王国』 ホームページを見ると「広い芝生の公園と磯浜の海岸線」というコピーが謳われ、画像にはなんと道の駅エリア内に船が停泊?していますね。

そして、海岸線に建つ この『ちくら 潮風王国』と道を挟んで目の前に広がるのが 本日のメイン「千田の花畑」、 南房総の花の楽園、花摘みのメッカとして知られる行楽スポットで、驚くことに “春を告げる花” である “菜の花” が 早ければ12月中から咲き始め、翌年2月には桜も満開という、まさに常春の国の様相です。

 

1月も小正月が明ける頃になると、この道沿いに10軒ほどの露店が建ち並び、それぞれの持ち畑での “花摘み” を受け付けてくれるのだそうです。

菜の花を差し色に、ポピーやキンセンカ、ストック、ベニジウム、リナリアなど、野に咲き華やかさの中にも慎ましさを湛えた花々が貴方を待っています。

摘んだ花は小屋に持っていくと包装してくれるので お持ち帰りにも便利で、これを目当てに首都圏から訪れる方も少なくないのですが、あまり遠い地から旅行で来られた方は帰宅に時間が掛かりすぎるので持ち帰りが難しいかもしれませんが、それでも大丈夫。
花畑は(※基本的に)入場・散策だけも可能で、所狭しと咲き乱れる花畑を見て回るだけでも、新しい春の到来を存分に味わうことが出来るでしょう。

コロナウイルスで閉塞感に晒された世相の中、感染の再拡大が無いようでしたらぜひともお出掛け、青空のもとで花に囲まれながら深呼吸をしてみたいものですね。

 

肝心の? 道の駅の方も詳細を・・。

『道の駅ちくら 潮風王国』 上述の「千田の花畑」を眼前に、駐車場や問い合わせの関係を担いながらも、南房総を代表する道の駅として その施設も充実しています。

広い芝生の公園「芝生広場」は 2000坪の広さをもち美しい海を見晴らすことの出来る広場で、浜風を感じながらの開放感を満喫するにはうってつけ、子供連れのファミリーものんびりくつろげます。

公園脇に設えられた水域に浮かぶ船が「第一千倉丸」、かつて千倉の漁港を賑わせた70トンクラスの 鯖・サンマ漁漁船を修造したものだそうです。ブリッジ(操舵室)まで上がることが出来るそうで、これもまたお子さんが喜ばれるでしょうか・・、ブリッジは意外と高さがあり見晴らしも良いようです。

海の幸に抱かれた道の駅らしく、レストラン・カフェ・お食事処も 地産海鮮を主軸にメニューも充実していますが、中でも興味深いのが、駐車場区域に在って土日祝営業の「しおかぜ コロッケハウス」、人気メニューの「サザエコロッケ」はぜひとも食べてみたいですね。

道の駅施設画像 © 道の駅ちくら潮風王国

目の前に道の駅とその駐車場が有るため「千田の花畑」は利用のしやすさが利点ですが、南房総地域には、他にも 色とりどりの花で賑わう花畑が点在しており、千倉の北には和田浦・真浦天の花畑、南には白間津の花畑など「房総フラワーライン」の名に恥じない野辺の花の楽園地帯となっています。

ひとつだけ気にかかることが有るとすれば、この南房総一帯は2019年の房総半島台風と、その翌年からのコロナウイルス関連による観光客減少が重なったことで、甚大な被害と減収を被り、花畑農家の作付けに大きな影響が及んだことです。

現在は花畑も多くが復活し 増産に向けて頑張っていますが、運営農家の高齢化に伴い、過日に比して作付け地の減少も進んでいると言われています。 国内では仄かながらコロナウイルスも落ち着きを見せている昨今、南房総の花畑も元気になっていくと良いですね。

寒さ募る季節にあって、一足早い春を味わう旅、機会があれば貴方の旅程にぜひ!

 

『道の駅ちくら 潮風王国』 公式サイト

場  所 : 〒295-0025 千葉県南房総市千倉町千田1051
問い合わせ : TEL: 0470-43-1811 / FAX: 0470-40-3011

『千倉 千田の花畑』

場  所 : 道の駅ちくら 潮風王国 前
料  金 : 入場・散策は基本無料(状況による) 花摘み料金は農家による
問い合わせ : 道の駅ちくら潮風王国 もしくは 南房総市観光協会千倉観光案内所 TEL:0470-44-3581

 

 

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