秋の紅と来る春の色香に思いを馳せて - 愛知県

画像:小原観光協会 様

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そろそろ紅葉のシーズン到来ですね。
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北の地域では既に見頃との声も聞こえてきますが、関東以南各地では11月中盤~後半、西日本太平洋側で12月初頭といったところでしょうか。
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愛知県北西部、豊田市の山間部にある小原ふれあい公園で「小原四季桜まつり」が開かれています。 紅葉の記事なのに”桜まつり”とは怪訝を誘うお話ですが、ご存知のように いわゆる冬桜、また四季桜と呼ばれる桜がここ小原の里では秋の紅葉とともに咲き乱れるそうです。
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期間は11月1日から30日にかけて(小原ふれあい公園内は9日(土)~30日(土)に開催)
中々他では見られない秋と春の色彩の共演を楽しまれては如何でしょうか。

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和紙のふるさと とも呼ばれる小原の里は閑静な山あいの地にあり、ふれあい公園からほど近い「和紙のふるさと工芸館」では”和紙のLEDキャンドル作り” などが体験できるイベントなども開催されています。
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この小原の里では四季桜が山肌を埋め尽くすように植えられており、秋には紅葉の紅と桜の薄紅の見事なコントラストが映え、そして3月後半そろそろ春を迎えようかという頃にもまた冬を越した蕾が開花する姿を見られるという、一年で最も詩情あふれる二期両方に桜の景観が楽しめる ある意味とても贅沢な自然環境を感じますね。

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因みに冬桜とは、春のみに咲くソメイヨシノやヤエザクラと異なり 秋~冬にかけてと3月下旬~4月初旬にかけての二回の開花期を持つものでヤマザクラやマメザクラの亜種とも言われます。
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小原の里の四季桜の中には樹齢100年を越える古の四季桜もあるそうで、歴史に裏付けられた里の風情を漂わせています。

 

画像:小原観光協会 様

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小原の里には「小原ふれあい公園」「和紙のふれあい工芸館」の他にも、養蚕に関わり蚕をお祀りしている神社として知られる「蚕霊神社」、室町時代に造られた如来像をご本尊とする「川見薬師寺」、何とも珍しい 泥をぶつけて願いを上げる「泥打観音像」など歴史と旅情を満喫出来る数多の史跡が点在しています。
歴史や民俗学にご興味の深い方にも一見の価値有りではないでしょうか。
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また、遠方からお出での方のお食事処には 音楽を楽しみながらのカフェ&レスト「音や ぺんぎん食堂」、本格派日本料理の店「和食処ちとせ」、愛知の郷土を味わえる「みずのや」など10軒以上のお店が見受けられます。
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宿泊に関しても ふれあい公園の近くに旅館「品野屋」隣町に「寿楽荘」そして「ファームイン – 木&木 – コッコ」などが有り、泊りがけでゆったり四季桜や風土を楽しむに事欠きませんね。

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豊田市小原観光協会 のホームページでは四季桜&紅葉の見どころ・ポイント、小原の里の素敵な周り方など詳しくかつ魅力的に紹介されていますので、ぜひご参考に、この秋の自然に包まれたご旅行を満喫してみて下さい。

画像:小原観光協会 様

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「小原四季桜まつり」 豊田市小原観光協会 公式サイト

日  程 : 2019年11月1日(金)~30日(土)
.     小原ふれあい公園では 9日(土)~30日(土)に開催

場  所 : 愛知県 豊田市 小原町上平 441-1
.     (小原観光協会) 周辺地域

アクセス : [車]東名高速道路名古屋IC下車、猿投グリーンロードへ中山IC下車、国道419号を瑞浪方面へ30分[公共交通]名鉄豊田市駅から、とよたおいでんバス小原・豊田線「上仁木行」乗車約60分

駐 車 場 : 有り

問い合わせ : TEL 0565-65-3808 (小原観光協会)
.      受付時間/9:00~16:00(月~金曜日)

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「和紙のふれあい工芸館」 豊田市 和紙のふるさと 公式サイト

 

 

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