秋も深まり行楽も盛んな季節になるにつれ 山々を彩る紅葉や秋ならではの花を求めて旅行のご予定を考えておられる方も多いのではないでしょうか。
今回は、九州 大分県で開かれる草花のフェスタを2件ご紹介します。
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コキア 別名”箒木（ホウキギ）” と呼ばれる低木性の植物、生垣や寄植えのチャームポイントとして愛でられることで知られています。
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フサフサとした感じが愛らしく秋に紅葉した姿は柔らかな見栄え、また 比較的丈夫な素性から育てやすい草木なので 家庭でのガーデニングに取り入れられる事も少なくありませんが、その歴史は思いの外古く 江戸時代以前から積極的に栽培されていた所もあったようです。
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真夏と言えるような暑い時期に開花しますが、その花弁はごく小さなものなので見て楽しむには足りません。 10月も中頃、秋の深まりとともにピンクに色付きやがて深紅の装いへと移り変わってゆきます。 江戸時代には見た目よりも その名の如く茎を乾燥させて作られる箒としての利用が主だったものでしたが、現代においてはこの美しさを鑑賞するための需要の方が上回っているかもしれませんね。
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この コキアが約1万本 波打つ絨毯のように色付き誇る「コキアレッドフェスタ」が、杵築市山香町の「大分農業文化公園」にて 今月27日まで開催されています。
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昨年秋に改修されたフラワーガーデン、埋め尽くすように植えられたコキアが一斉に紅葉した様は 中々他所では見られない光景で、この秋 心に残る1ページとなるのではないでしょうか。
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大分農業文化公園はフラワーガーデンの他にも果樹園やつばき園、農園体験を始めお子様にも楽しめるアスレチックな公園を 泊まりながら満喫出来るコテージ等宿泊施設も備えています。 親子連れ、カップルにもお勧めですね。
「 コキアレッドフェスタ 」
場 所 〒879-1312 大分県杵築市山香町大字日指 1-1
日 程 10月5日（土）～10月27日（日）
※火曜休園・10/22開園・10/23休園
時 間 午前9時半～午後5時
料 金 入園は無料
アクセス こちらから
問い合わせ TEL：(0977) 28-7111
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さて、もう一件の秋のお花見、そのたとえの如く秋の桜、コスモスです。
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コスモス キク科の一年草、”少女の純真” との花言葉のように淑やかさ（しとやかさ）さえ感じる控えめな美しさが何とも言えず秋空に映えますね。
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コスモ・・という語感からまさか宇宙と何か関係あるのかなと思っていましたが、何とその通りでコスモスの原意はギリシャ語の”宇宙”の”秩序” だそうです。
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-「メキシコにいたスペイン出身の聖職者が中南米原産のコスモスをみて、花びらが整然とバランスよく並んでいることに、ギリシャ語の(調和)と名付けた」Wikipediaより –
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コスモスの咲き乱れる野原を見て”調和” は思い起こす事はあまりないかもしれませんが、雲薄く空高い晴天の秋の日に揺れるコスモスは、正に調和のとれた平穏の風景なのかもしれません。
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コスモスを見渡せる景観地は各地に見られますが、ここ大分では中津市にあり地元では屋山とも呼ばれる八面山の麓、三光原口・成恒に16ヘクタールに渡って広がる2800万本ものコスモス園が白眉でしょう。
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2007年に着手され育てられてきたコスモスの野原は、地元の営農組合の協賛による「日本一のコスモス園をつくらんかい・エーノーグループ・下田口営農組合」によって運営されてきました。
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転作田を利用するため毎年 繁茂の位置や量が微妙に変わりますが、その広大な敷地一面を埋めるコスモスの端正な美しさは話題を呼び、今では地元の人たちのみならず多くの観光客を誘うアミューズメントイベントとなっています。
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開催期間中の土・日曜日等には地元農産物の販売やステージイベントが開かれることもあるそうで景観だけでなく、お土産も出来るかもしれませんね。
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「 三光コスモス祭り 2019 」
場 所 大分県中津市三光原口（詳細は公式サイトからご確認ください）
日 程 10月13日（日）～10月27日（日）
時 間 10時～15時（時間外も見学は可能）
問い合わせ 三光支所 三光地域振興課
TEL：0979-43-2050 FAX：0979-43-2737
三光コスモス祭り実行委員会事務局
TEL：0979-43-2050
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