令和に昭和な遊園地 喜ぶのは子供だけじゃない? − 福岡県

遊園地とひとくくりに言っても ディズニー関連や大阪のUSJのように莫大な投資と効率的な運営・宣伝などで多くの来園者を獲得する大規模施設から、有名な玩具にコラボレーションしたりレーシングコースに併設した複合型のテーマパークであったりとその形態は様々です。
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遊園地がいつの時代も子供たちの夢の聖地であることに変わりはありませんが、若年人口の減少やレジャーの多様化などの影響からか、時代の変遷にともないその経営は刻々と厳しさが増し、平成の時代以降、閉園を余儀なくされた遊園地も少なくありません。

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福岡県 太宰府市 の名所といえば何はともあれ「太宰府天満宮」
菅原道真公を祀り京都の北野天満宮とともに全国天満宮の総本社ですね。
菅公様の霊廟でもありメディアで取り上げられることも多いので、その霊験の高さと知名度は計り知れませんが、その お隣、宝物殿の裏手にある『だざいふ遊園地』について触れられることは少ないのではないでしょうか?
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『だざいふ遊園地』 地元の方でしたらよくご存知なのでしょうが、知らない者にはびっくり、太宰府天満宮の敷地内、つまり境内に立地する遊園地です。
神社やお寺が事業の一環として保育施設や公園などを運営することはよくありますが、遊園地まるごとというのは稀ではないでようか。

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いまだ街のそこここに戦争の爪跡の残る1952年、間近に執り行われる太宰府天満宮の「千五十年大祭」に際して当時の宮司であった西高辻信貞氏の「天神様は子供の神様、天満宮の境内に子供の楽園を築こう」という想いに、西日本鉄道初代社長の故・村上巧児氏、西日本新聞や森永製菓などが協賛、大祭に合わせて境内で児童遊園「子供天国」を開いたのが そもそもの始まりだとか。
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西高辻宮司は復員後、天満宮の復興とともに太宰府市の復興にも尽力された方で この「子供天国」も平和と安心の象徴として氏の願いの根底にあったのではないでしょうか。
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「子供天国」はその後 設備の一部を引き継ぎ「大祭記念児童遊園」として継続、遊具の充実を図りながら「だざいふえん」そして、「だざいふ遊園地」として今日に続いてきました。 正式な開園が昭和32年(1957年)といいますから実に62年の歴史を持つ遊園地となりますね。
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神社の杜に抱かれた子供の楽園「だざいふ遊園地」
只、その内容は決して今風の絶叫マシンに溢れているとは言えません。
多くのアトラクションは比較的 小型のものが占め、動作も優しいものが多いのでどちらかと言えば低年齢児向けの遊園地と言えるかも知れませんね。

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上で書きましたように時代の荒波に揉まれ「だざいふ遊園地」もその維持に苦労した頃もあったようですが、近年ではその来園者数も上向きなのだとか。
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最新の機器ではないゆえの安心感とでもいうのか、そこはかとなく漂う”昭和感” に大人のファン層も増えレトロな郷愁を求めて来園される方も多いようです。
太宰府天満宮にお参りし、ついでに孫と一緒に「だざいふ遊園地」にという固定客もあり、境内に隣接する「九州国立博物館」も含め ともすると親子三代の来園も素敵です。
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新しいシステムを次々と導入するのも良いですが、”変わらないこと” の大切さが実を結んだ例と言えるかも知れませんね。

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「だざいふ遊園地」ではこの夏休み期間中の納涼イベントとして「ジャングル風プール」をオープンしています。 自然気分満載のウォーターアトラクションで子供のみならず大人も一緒にこの夏を楽しまれては如何でしょうか。

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「だざいふ遊園地」 公式ホームページ

場  所 :〒818-0117 福岡県太宰府市宰府4丁目7-8

園内マップ : こちらから

問い合わせ : TEL.092-922-3551

ジャングル風プール : こちらから

「太宰府天満宮」 公式ホームページ

 

 

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