時間がない・・用件は見に行くことだ - 山口県

いつも全国各地のイベントや話題のニュースを探してはこうしてお届けしているわけですが、その中で ありがちなのが「これは!」と思ったイベントやエキシビジョンに限って開催日や会期終了日が間近で、記事掲載日からの日数が少なすぎてご紹介に至らない事です。
もっと四六時中 目を光らせて楽しいイベントをリサーチしていれば良いのでしょうが、他にも仕事を抱える身では中々・・

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と、まぁ何か言い訳から入ってしまいましたが・・
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「言い訳はいい・・ 用件を聞こう・・」
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はい、用件です
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連載50周年記念特別展「さいとう・たかを ゴルゴ13 用件を聞こうか……」
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山口県 下関市立美術館 にて今月24日(日)まで開催中です・・

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ゴルゴ13 言わずと知れた超の付く凄腕スナイパー、世界を股にかけて活躍?する孤高のスペシャリストを描く さいとう・たかを氏の連載漫画ですね。
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50周年記念、つまり連載開始が1968年、高度成長期真っ只中に生まれ、その時代ごとの世界情勢や各国の世相、流行、思想の移り変わりを常に反映しながらも ゴルゴ(別名 デューク東郷)の鉄の如く貫かれる信念(ポリシー)と、彼に関わる人々のいつの時代も変わらない人間模様を見事に描いた日本漫画の代表作のひとつです。
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スナイパー(狙撃手)、暗殺者でありながら そして、いわゆる「必殺仕事人」などのように一般民衆の味方という訳でもないにも関わらず、開始以来50年にも渡って人気は衰えるどころか 今尚、新たなファンを獲得し続ける背景には、一度請け負った依頼はいかなる障害をも越えて成し遂げる不屈の信念と超絶なテクニックが魅力であることは言うまでもありませんが、それと同時に「氷のよう」とも例えられる寡黙な面持ちの中に決して色褪せることのない情熱と人間性を秘めていることが挙げられるのではないでしょうか。

 

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その存在は単なる漫画作品の登場人物の枠を越え 数々のメディアに登場し、ついには2018年、その長年に渡る国際的活躍の経験値から? 外務省「海外安全対策マニュアル」の指南役キャラクターとしても採用されています。

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連載50周年記念特別展 では半世紀に渡る作品群の中から 今回初公開となる15点を含む厳選原画 約60点を展示、又、さいとう・プロダクションの通称“武器庫”に保管されているゴルゴが使用する銃のモデルガン、さいとう・たかを氏の執筆資料などの公開。
その上、ゴルゴ愛用の狙撃銃「アーマライト M16」の体験コーナーまで用意されていると言うのですから ゴルゴファンならずとも興味津々の内容です。

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単なる一過性の流行などではない。作者の手さえ離れて活躍を続けるキャラクター、半世紀を越えて受け継がれる「ゴルゴ13」の魅力・・・
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上記のように会期は24日(日)まで、既にタイムカウントは始まっています。
ぜひともミッション・コンプリートを・・・。

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連載50周年記念特別展「さいとう・たかを ゴルゴ13 用件を聞こうか……」
特設ウェブサイト

連載50周年記念特別展「さいとう・たかを ゴルゴ13 用件を聞こうか……」
美術館当該ページ

場  所  〒752-0986 山口県下関市長府黒門東町1-1 下関市立美術館

日  程  2019年2月2日(土)~3月24日(日)

開館時間  9:30~17:00 最終入館16:30

休 館 日  ※休館日 月曜日

入 館 料  一般1,200円(960円)/大学生900円(720円)
※()内は、20名以上の団体料金。
※18歳以下の方、70歳以上の方および高等学校、中等教育学校と特別支援学校に在学中の生徒は、観覧料が免除されます(いずれも公的証明書の提示が必要)

問い合わせ  電話 083-245-4131  FAX 083-245-6768

 

 

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