日本刀 魂の造形に触れる体験 ミュージアム都留 - 山梨県

都留と書いて`つる’と読みます。山梨県東部 山並みに囲まれた閑静な城下町で、古くは武田信玄とも関わりの深かった小山田氏の領地でもありました。 現在でも古の文化を大切に八朔祭などが行われる情緒深い土地柄でもあります。 近年ではリニアモーターカーの実験施設があることでも知られていますね。
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この都留市中心部に位置する都留市博物館「ミュージアム都留」において『魂の造形 日本刀』展が開催中です。
既に11月から始まっていますが新年1月14日まで期間がありますので、日本刀そのもののみならず、当時の文化や精神的な背景について興味をお持ちの方にも一見の価値があるのではないでしょうか。
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開催内容としては日本刀の展示にとどまらず、小型のアルミ板に刀匠が銘を刻む「銘切り実演」平成31年1月12日、学芸員による「ギャラリートーク」毎月第1、3土曜日13:00~(展示期間中)などが予定され、また(定員制ですので運が良ければですが・・)平成31年1月6日(日)13:00~15:00には実際に日本刀に触れてその扱いを学ぶイベントもあるようです。


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日本刀と言えば`武士の魂’などと称され古の日本文化の象徴のひとつとでもあり、 その絶妙な切れ味とともに武器としてのカテゴリーを越え美術品としても世界的な評価を得ている事は多くの人の知るところでもあります。海外では「Katana」もしくは「Samurai sword ⁄ サムライソード」と呼ばれる事が多い様ですね。
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世界中の数有る武具の中でも孤高の存在感を放つ日本刀ですが、武器であるが故に当然 現代の生活では目にすることもなく、一部の所有者や専門家の方を除いて 日本人と言えども時代劇や小説での知識や印象がせいぜいですが、実際の日本刀には日頃のイメージとはまた違った側面も有るようです。
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・ 意外と曲がる
極めて硬度の高い鋼鉄で戦闘時には時として折れてしまうイメージですが、実際に折れる事はほぼ無く(戦闘継続のため)曲がるように作られているそうです。
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・ 戦国期以前の日本刀はそれほど切れなかった
鉛の銃弾まで一刀両断にしてしまう刃先ですが、そこまで鋭利になったのは江戸期以降のことで、以前の日本刀は鎧などにたいしては打込みの要素が強かったようです。
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・ 割と錆びる
刀剣の質、鍛え方にもよるのですが、手入れを怠っていると結構な頻度で錆が浮くようです。美術品として愛蔵されている方は手入れも行き届いているでしょうが・・
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この他にも色々あるようですが、これらの情報も多くは巷に流れる話しのひとつでしかありません。日本に住んではいても過去のものとなった文化には 認識も薄れてゆくと言う事でしょうか・・
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この機会に本物の日本刀に触れその実際、そして本質に触れてみてはいかがでしょう。

「魂の造形 日本刀」 ホームページ

日  程   2018年11月6日(火)〜2019年1月14日(月)

関連イベント

●現代刀匠による「銘切り実演」
小さなアルミ板に、刀匠が銘を切ります。
好きな文字を書いて刀匠にお渡しください。(1~5文字程度)
講 師:伊藤重光刀匠(甲府市)、山本清二刀匠(南アルプス市)
日 時:平成31年1月12日(土) 14:00~16:00
定 員:売切次第(見学可)
料 金:2,000円(1枚) ※申し込み不要

●初心者講座「日本刀に触れてみませんか」
日本刀の歴史や構造を学びながら、本物の日本刀を使用して刀剣の扱い方について学びます。
※高校生未満の方は要保護者同伴
講 師:服部 浩平(ミュージアム都留学芸員)
日 時:平成31年1月6日(日)13:00~15:00
定 員:各日25名(※要 事前申し込み) 参加料:無料

●ギャラリートーク
入館者を対象にギャラリートークを実施。
講 師:服部 浩平(ミュージアム都留学芸員)
日 時:毎月第1、3土曜日13:00~(展示期間中)
※申し込み不要

※お申込みについては(イベントの前日締切り)
(申込先) Tel:0554-45-8008

場  所    「ミュージアム都留」
〒402-0053 山梨県都留市上谷一丁目5番1号

問い合わせ  Tel: 0554-45-8008  Fax: 0554-45-8201
又は ホームページ下段 E-mail より

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