群馬県とフランス‥ と言うと何か友好都市提携でもしてるの?くらいのイメージしかありませんでしたが、群馬とフランスの関係は古く幕末から明治初期にまで遡るそうです。
2014年6月に世界遺産登録された「富岡製糸場ならびに絹産業遺産群」は多くの人の知るところですが、明治初期、日本の一大輸出品目であった絹糸の生産量・品質の向上と安定的供給を果たすべく当時の官僚、大隈重信、伊藤博文そして後に「日本資本主義の父」と言われた 渋沢栄一 の働きかけによってフランス人技師・ポール・ブリュナーが技術指導を担当、1872年(明治5年)に創建されました。
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大実業家として知られた 井上房一郎 は当時日の出の勢いで躍進する日本の 文化的な側面への隆盛にも力を入れており、フランスとの交流から多くの先進文化を参考に群馬の発展に役立てました。
実業面においても多くの交流のみならず、太田市にミシュランタイヤ工場、フランス、レンヌにサンデン工場など世界的に知られた多くの企業が相互にその要衝を配しています。
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そんな群馬県でこの16~18日「第8回 ぐんまフランス祭2018」が開催されます。
150年の公私にわたる群馬県とフランスの交流を汲んで2009年末に設立総会が開かれて以降精力的に活動を続けてきた「群馬日仏協会」と群馬県の共催で、フランス文化の散在する群馬県下のスィーツ店、カフェ、アクセサリーやファッション系のショップ、そしてアーティスト達までもが一同に会し華やか かつ歴史のあるフランス文化と群馬県の紹介につとめます。
ぐんまフランス祭2015 より
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イベントのキャッチフレーズは「ぐんまがフランスになる3日間!」
~フランス特有の『人生を楽しむフランス人達がこの世恵みに感謝しながら、大切な人々との挨拶や出逢い、幸せを分かち合う場所』というイメージで開催しています。~(HPより)
群馬日仏協会のホームページではこのフランス祭の趣旨を上記のように表しています。
今まで意識することのあまりなかった群馬&フランスの縁深い関係、素敵なスィーツやアートを楽しみながら知ることの出来るイベントのご紹介でした。
「第8回 ぐんまフランス祭2018」 群馬日仏協会ホームページ
第8回ぐんまフランス祭2018チラシ PDF
日 時:2018年11月16日(金) ~ 2018年11月18日(日)
10:00~18:00 ※最終日は~17:00
場 所:群馬県庁舎、県民ホール、県民広場、2Fビジターセンター
〒371-0026 群馬県前橋市大手町1丁目1
お問い合わせ:一般社団法人 群馬日仏協会 Tel:080-4714-2122 info@fj-de-gunma.com
主 催:第8回ぐんまフランス祭実行委員会/一般社団法人群馬日仏協会
共 催:群馬県
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