北海道 蘇るアイヌの文化 PRキャラバン

北海道西部、札幌から車で約1時間程、温泉地で有名な登別からは30分という好立地に白老町(しらおいちょう)があります。閑静な湾岸の地でありポロト湖や倶多楽湖(くったらこ)を有し またポロトコタンの歴史を持つ町としても知られています。

この白老町で2020年4月24日に「民族共生象徴空間」という名称の民族歴史施設が開館されることに先立って、現在その知名度を広めるためにPRキャラバンが展開されています。
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「民族共生象徴空間」は本年(2018年)3月末に閉館となった「アイヌ民族博物館」の後を引き継ぎ、オリンピック開催予定の年でもある2020年に同地域に新規開館する施設で、アイヌ文化の復興と継承を担い広くこれを発信してゆくことによって多くの人々にアイヌ文化への認識を広めることを目的とするナショナルセンターを目標としています。
また、白老町では「民族共生象徴空間」を文化的な側面だけでなく「体験・交流活動を中心とした様々なアウトドア活動が展開できるような自然体験型の野外ミュージアムを中心とした空間を整備。」とも謳っています。

この「民族共生象徴空間」の開館予定をより多くのひとに知ってもらおうと、北海道庁ではこの8月からPRキャラバンを始めてきましたが、この10月25日(木)~30日(火)の間は帯広市の 藤丸百貨店7階催事場 で開催されています。

アイヌ民族の住居や衣装、工芸品や食文化の紹介、ワークショップの開演など興味深い内容でまた、27日(土)12:00に行われるアイヌ古式舞踊の席では、PRアンバサダーのAKB48/チーム8の 坂口渚沙(さかぐちなぎさ)さんも出演予定です。
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波乱の歴史を歩み多くの苦難を乗り越え、そして現在ではその民族性が薄れゆきつつあるアイヌ文化ですが、近年の復興機運の高まりと相まって、2014年から某漫画誌に掲載されている『ゴールデンカムイ』(C)野田サトル 氏のヒットによって注目が集まっているようです。
この機会、そして開館する「民族共生象徴空間」によってより多くの認識が広まり文化の継承が進めば良いですね。

 

「民族共生象徴空間」 ポータルサイト

「民族共生象徴空間」 交流促進官民応援ネットワーク

民族共生象徴空間開設PRイベント(in帯広)

場 所:藤丸百貨店7階催事場(帯広市西2条南8丁目1)

日 時:平成30年10月25日(木)~30日(火)10:00~19:00

AKB48 坂口渚沙さん 出演予定 27日(土)12:00

 

 

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