大山の風を全身で味わいゆったり走る – 鳥取県

昔 昔 その昔・・

とある異国の人たちが 自分の国の山と日本の山との背丈比べを思い立ち
国で一番の山を船に乗せて わざわざ日本にまでやって来たのだと・・

さてさて 上がりこんだ人々はそこら中を探し回ったが
自分たちが連れてきた山に勝てそうな大きな山は いっこうに見当たらない・・

なんだ 日本の山とは こんな程度か! 大したことないな!

皆して笑っていると その時 空を覆う雲が晴れ
それまで見たこともないような大きな山が現れたではないか

途方もなく巨大な山は ただ高いだけでなく
神々しい光にあふれ 近寄りがたい気に満ちておった

おののいた人々は連れてきた山を捨てて国へと帰ってしまったのだと

異国の人々の前に姿を現したのは「大神岳(おおかみのたけ)」
今の世でいう「大山」のことじゃ

異国の人々が残していった山は 大山の麓に今もポツンと残されておる・・・
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“山の背比べ” をモチーフとした民話は各地に残りますが、以上が鳥取県の大山(だいせん)にまつわる民話、異国の山を相手にしたワールドワイドなお話ですねw。

標高1,729m(剣ヶ峰)、「大神岳」「角盤山(かくばんざん)」そして「伯耆富士(ほうきふじ)」と様々な呼び名をもつ 大山ですが、もちろん、この山が日本で最も高い山でないことは、皆様 ご存知のとおりです。(中国地方では最高峰)

しかし、”だいせん” とも “おおやま” とも読める 単純明快なこの二文字でネット検索をかけると、その大半が鳥取県の大山と結果が出てくるほど知られた山であり、自然と歴史に彩られた景勝地であることに間違いはありません。 「出雲富士」とまで呼ばれるほど中国地方の誇りであり、鳥取県の象徴でもあるのです。

 

米子市に本宮、そして、大山中腹に奥宮を坐す「大神山神社(おおがみやまじんじゃ)」は、その創建が詳らかでないほど古く、”出雲国風土記” にその名が見えるほど由緒深淵の古社、神仏習合の時代を経て千年を遥かに超える歴史を刻んでいます。

その中腹の奥宮は別名 “夏宮” とも呼ばれるのだそうで・・。
冬期は3000m級の山に匹敵するほどの雪難が予想される苛烈な環境から、山の奥宮では冬に祭事が執り行えないための呼び名ですが、これは この大山が中国地方最高峰でありながら日本海の間際に面し、その裾野の一端を海岸線にまで伸ばすような特殊な山容によるものでしょう。

古来、修験の地であったことからも伺い知れるように、伯耆国の大山はその大自然の奥深さを背景とした、峻厳と寛容を併せ持つ無限の大山(たいざん)であったのです。

 

その 大山の裾野の一画、山の緑とのどかな田園風景に包まれた広大な敷地に位置するのが、今回ご案内する『森の国』、西日本最大級のフィールドアスレチックを擁し、各種体験プログラムからキャンプ場、ドッグラン、乗馬、ゴルフに至るまで、自然と一体になって時を過ごせるアミューズメント・エリアとなっています。

フィールドアスレチックのみをとっても、上級者向けと初心者向け、それぞれ25・20ヶ所のセクションに別れ、挑戦者の器量と体力そしてチャレンジ精神に対応、これだけでも半日、いや一日中を使ってしまいそうな充実の内容とボリューム・・。

画像 © 森の国

体験プログラムをはじめとした他のアトラクションについても、あまりにも多岐・多彩に富んで その全貌をここでは書ききれないため、公式サイトを見ていただくのが一番なのですが・・、 その中でも 若葉溢れるこれからのシーズンにうってつけのプログラムを本日はご案内させていただきます。

 

『ダウンヒル!サイクリングツアー』

中腹に位置する “大山スキー場” エリアから 麓の田園地帯まで、15~22kmの距離の多彩なコースをゆったり・のんびりと自然を満喫しながら下ってくるサイクリング・イベントです。

自転車は “森の国” でダウンヒル用の本格的なものが準備されており、自分で用意する必要はありません。ヘルメットも同様です。 自分で備えた方が良いものといえばグローブ(手袋)と肌の露出を押さえ、暖かく動きやすい服装くらいでしょうか(基本、大山は盛夏時期を除いて涼しいため)

山の道+自転車というと競輪関係の人がトレーニングで走っているイメージがありますが、あのようなハードなものではありません。基本、ほぼ下りのみのコースを、あくまで自然の景観と山の息吹を楽しみながら走るイージーランニングです。

画像 © 森の国

“森の国” から自転車とともに送迎車でスタート地点であるスキー場まで移動、後は “森の国” まで ゆっくりと下りてくる。また、海岸線まで下りきって待機している送迎車で “森の国” まで帰ってくる・・ こういった便利で楽ちんなシステムになっているため、老若男女、多くの人が利用しやすいプログラムといえますね。(小学生・身長125cm以上、シニア 75歳まで)

コースも単一ではなく・・

「マウントビューコース」 高低差500m 大山中腹からの絶景ロケーションやブナの森立ち寄りを楽しみながらゆっくり下りてくる見どころたくさんの定番コース(4月~11月末)

「古道MTB」 ちょっぴり難度は高めながらブナ広葉樹の林道を駆け抜ける、難所あり・ハラハラドキドキの冒険チャレンジコース( 5月~11月末 ※小学5年生以上から

「スキー場から海まで」 眼下に広がる真っ青な海や美しい里山の風景を楽しみながら、一気にそしてゆったりと下りるコース(春休み~11月末)

「カントリー」 日本の原風景を堪能、海と田園の眺望、終盤には小さな集落や古民家の間さえすり抜けてゆく味わいコース。 (春休み~11月末)

さらに、これらガイド付きのコースと別に「ガイド無し・レンタバイクプラン」など、多彩なプログラムが用意されています。

 

春から夏、夏から秋へとかけて移りゆく自然に満ち溢れた大山の風景、水平線を見晴らす無限の景観、古より紡いできた人と大地の交わりを一身に感じながらゆったりと走る、ダウンヒルサイクリングの楽しみは、一度体験すればヤミツキになりそうな爽快体験になるのではないでしょうか。

画像 © 森の国

上でも記しましたように “森の国” では多種多彩、一日はおろか二日三日をかけても遊びきれない・味わい尽くせない、楽しみと喜びの体験に満たされています。

コロナウイルスの出口が中々見えきらない現状、何がしか気詰まりな空気が漂う昨今、人が密になり難く、なおかつ自然の風に溢れた景勝の地で、奔放にそしてゆったりと過ごす一時は身体にも、何より心に開放とリラックスをもたらしてくれる機会となるに違いありません。

気忙しい日常の中に少しばかりの休暇を見つけたなら、感染対策だけしっかりして、自然の中に飛び込んでみることをお薦めします。

『森の国』 公式サイト
「森の国」 Facebook 公式ページ
『ダウンヒル!サイクリングツアー』 特設ページ

〒689-3319 鳥取県西伯郡大山町赤松634
TEL:0859-53-8036 9:00 – 17:30

※ ご承知のとおり 現在 コロナウイルス感染症問題に関連して、各地の行楽地・アミューズメント施設などでは その対策を実施中です。 それらの場所へお出かけの際は事前の体調管理・マスクや消毒対策の準備を整えられた上、各施設の対策にご協力の程お願い致します。 また これらの諸問題から施設の休館やイベントの中止なども予想されますので、お出掛け直前のご確認をお勧め致します。

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