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いつも イナバナ.コム をご訪問頂き有難うございます m(_ _)m
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当ブログはニュース型サイトの体をなしているものの、その内容から一般的なニュースに触れることはあまり無いのですが、各地のイベント紹介なども掲載している関係上、 また 掲載予定であったイベントの中止なども知らされる中、昨今の新型コロナウイルス問題に関連して本日は通常記事に代えてリリースさせて頂きます。
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※ 当記事の記述について医療的な信憑性は期待なさらないでください。
. また 取り立てて新しい情報が載っているわけではありません。
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昨年12月 中国 武漢江漢区において発生したといわれる「新型コロナウイルス」の拡散、
1月31日 WHO(世界保健機関)によって公衆衛生上の緊急事態が宣言されてから 既に1ヶ月近く経ちますが収束の兆しは見えず、むしろ拡散に歯止めがかからない様相を呈しています。
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中国本土で感染者7万6000人、死者2300人、日本をはじめ世界各国で入出国制限がかかっている状態の中で不安をつのらせておられる方も少なくないでしょう。
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日本国内においても既に800人以上の感染者が出、数人の死者が出ている状況で社会的・経済的な影響も大きなものとなってきています。
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しかし、この混乱の一番の主因は「新型コロナウイルス」の病毒性・危険性というものよりも「新型コロナウイルス」の発症経過が曖昧で不明瞭ということから来ているのではないでしょうか。
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もちろん 中国において甚大な被害が出ているので病毒性への驚異は拭えきれないのですが、彼の地における感染履歴や医療体制の実情が他国とは多少なりとも異なるということが、あまり報道されていないように思います。
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このことを含めて、これまで ある程度わかってきていることをまとめると
・ 潜伏期間が比較的長く場合によっては半月近くにもなる
・ 風邪に似た症状で発症初期には違いがわからない
・ 感染していても ほとんど無症状のまま症期を終える人もいる
・ 重篤な症状に移行する人の多くが高齢者や別の病気に罹患していて抵抗力の低い人
・ 感染者との遠距離での空気感染は比較的低いと思われる
・ 近距離での飛沫感染、接触物を介しての接触感染は高いと思われる
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これらの情報の中で大きな問題は、やはり潜伏期間の長さと発症初期の症状の不明確さと思われます。
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早くから急激な高熱を催すものや激しい嘔吐を伴うもの、外面的に発疹を呈するものなどであれば、たとえ その病気が危険性の高いものであったとしても早期の対処や隔離のしようもありますが、潜伏期間が長く初期症状があいまいとなれば有効な対応などしようがないようにも思えてきますね。
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逆に言えば潜伏期間中、また無症状の罹患者(国内外)を通して 蔓延とは言えないまでも、かなりのウイルスが点在している可能性が高いと言っても過言ではないでしょう。
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当然、感染を阻止するためにマスクや消毒液の需要が高まり品薄状態が続いていることはご承知のとおりですが、これらの対策はあくまで基本的なものであり感染のリスクを幾らか下げるであろうものでしか ありません。
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これだけ多くの人間と物流が日々行き交う中で、今回のようなウイルスの拡散を「完全に抑える」ことは事実上 極めて困難と言わざるを得ないのが実情ではないでしょうか。
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暗いファクターばかり並ぶ中でひとつだけ希望の光を見出すとするならば、少なくとも現時点の状況を見る限り 国内においての致死率は 0.5パーセント程度ということでしょうか、国際的な視点での致死率はおよそ2パーセント程度ではないかと見積もられています。
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季節性インフルエンザの 0.1パーセントから見れば約5〜20倍の致死率ということになり、確かに危険性は高くそれだけを聞くと とても静観していられない気分になってしまいますが、(単純比較は出来ないももの)2002〜2003年にかけて流行したSARSで10パーセント、2012年のMERSで34パーセントという価に比してみれば、まだ落ち着いて判断し行動出来る範疇ではないかと考えるべきでしょう。
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拡散が抑え難く感染のリスクが拭えないとなれば
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マスクの着用や手洗いの励行とともに、不要な外出や人混みを避けるという感染リスク抑制のための行動が基本ながら・・ どうやってもウイルスの驚異は身近にあると仮定した上で、罹患してしまった場合の重症化を回避するための手立てを考えなければなりません。
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有効な治療薬が無い今 考えられる最大の対処策は、日頃の体調管理、基本的な体力の保全ではないでしょうか、健康な人の重症化リスクは今のところ高くないと言われています。
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健全な体調を維持していれば コロナウイルスのみならずインフルエンザや他の病気に罹患した場合でも比較的 軽症で済む可能性が高くなります。
錯綜するあいまいな噂に惑わされて精神的に疲れてしまい、体調にも悪影響を及ぼしてしまっては本末転倒、関係のない病まで引き込んでしまいかねません。
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反対に高齢による体力の低下が懸念される、肺炎につながりかねない持病を持っている人は、とにもかくにも外出そのものの頻度を下げるべきでしょう。
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発症時の判断が付き難く、仮にコロナウイルス罹患の可能性ありと診断された場合、極めて長時間 行動を制限される、職場や学校での騒ぎが大きくなるなどの現状が自己申告を遅らせ さらに拡散を招いている向きもあります。
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また、発症者に関する差別的な行動も報告されてきています。
発症者とはいえ、その人そのものが発現地であろうはずもなく、発症者も感染を受けた被害者であり誰もが同じ立場になるリスクを抱えているのです。
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このような非常時に本当に怖いのは目に見える危機ではなく、目に見えず静かに蔓延する無責任な噂やそれに惑わされた行動だと言われます。
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どうか皆様も日頃の行動には注意を払いながらも気持ちをしっかり持って健康的な日常を維持してくださいますように。
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冒頭でも書きましたが、当イナバナ.コムの性質上、各地におけるイベントなどのご紹介をさせて頂いており、今回のポストとは矛盾する印象もありますが、何卒ご容赦下さいませ。
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また、イベントなど お出掛けになられる時は、時節上、必ず事前に開催の状況など ご確認されて、体調と防護の両方を整えられた上でご参加下さいますよう。
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後 ひと息、本当の春が到来するまで・・ ご自愛ください。
2020.02.26 イナバナ.コム