※ 誠に残念ながら新型コロナ問題に関連して このイベントは中止となっています。
（3月3日時点確認） 感染拡大抑止のための処置となりますのでご了承下さい。詳細は下記リンクよりご確認下さいませ。
イベント関連記事につき2月26日掲載の「コロナウイルス関連問題に寄せて」及び3月2日掲載の「当面のリリースに関して・・コロナウイルス関連」もご一読頂けますと幸いです。
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世の中には思いもよらないユニークな団体・協会が存在するようで、以前ご紹介した「日本クリケット協会」などは 日本としては珍しくても堂々 世界的な公式競技ですが、「日本じゃんけん協会」「日本ペン回し協会」など会の内容はわかるものの 存在に思い至らなかったものから「日本愛妻家協会」や「日本残業協会」「日本すっぴん協会」など活動内容が予測出来ないものまで様々な協会が設立されています。
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今日ご紹介するのは その名も「日本事務いすレース協会（JORA）」
事務いす、いわゆるデスクチェアを使ってレースをしてしまおう という冗談のように思える競技なのですが、内容的にはいたって真剣、専門のチームを作り参加する団体もあるほどです。
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開催コンペの名は「いす-1 グランプリ」
キャスター付きの事務いす に座ったまま足先で地面を蹴って その速さ=週回数を競い、3名1チーム交代制の耐久レースを行うというもの、少し 海外の動画で見かける “ショッピングカートレース” を思い出してしまいますが、おふざけでするものと異なり こちらは正式な規約とレギュレーションに則った「公式競技」ですね。
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レギュレーション（規定）のひとつには、持ち込まれるいすは1チーム予備を含めて2脚まで、一般市販されているものに限り改造は許可されないなど中々に厳しい面もある模様、
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もとよりアスファルトの路面を滑走するようになど作られていない事務いすのことですから、過酷な走行中にキャスターが外れたり背もたれが壊れたりとレース中のアクシデント・転倒などは茶飯事のようで、また それによる後続車両？との接触もあり、参加者、サポーター（というより見物客）双方、ハラハラドキドキ、笑いと興奮のレース展開となるようです。
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実際、レースを見てみると通常はほとんど動かないはずの着座姿勢のまま、他のレーサーと競り合いながら高速にいすを蹴り進めてゆく動作はかなり過酷な様子が見て取れます。
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人それぞれに走行スタイルを工夫しているものの、多くは進行方向に対して横向きになりカニ歩きのように足を運ぶか、また 後ろ向きになってバックの要領で蹴り続けてゆく形になり、傍目には あれでは体力とともに膝が壊れてしまわないかと心配になるほど。
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それを交代しながらとはいえ 通算2時間、平均180〜200mのコースを100周以上周回する姿は正に “耐久レース” の名に恥じないものですね。
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人力であれモータースポーツであれ “耐久レース” は、並み居るレースの中でも体力や技能とともに 不屈の精神力を最も要求される競技と言われますが、この「いす-1 グランプリ」の募集要項にも「最後まであきらめない熱い想いも持っていること。」が記されています。
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「日本事務いすレース協会（JORA）」の主旨はこの競技開催に伴う地域経済の活性化ですが、それと同時に「どんなに過酷な状況下においても決してあきらめない大人の背中を子供たちに見せる事を通じ、全国各地の青少年の健全育成・・ 」とされているように、関わる全ての人々の心身ともの発展を標榜しているようです。
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『2019-20 SEASON』とされる今シーズンのツアーの中で、この2月23日に熊本関町商店街特設コースにて第14戦「熊本南関GP」が開催され、そして3月29日には協会の地元でもある京都府京田辺において第15戦「京都京田辺GP」開催が決定、現在エントリーを募集中です。
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過酷なレースとは書きましたが、エントリーチームの面々は皆 心ゆくまでレースを楽しんでいます。観衆の応援や熱気も相まってお祭りのような気分は最高潮、イベントには地元のゆるキャラやマルシェ（屋台や市場）の参加も予定されており、レース参加者のみならず観戦のみの方にも満足のいく一日となるのではないでしょうか。
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初春の空に響く事務いすキャスターのこだま、もしかするとヤミツキになるかもしれませんね。
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『 いす-1 グランプリ 2019-20 SEASON 』 公式ホームページ
問い合わせ ： 一般社団法人 日本事務いすレース協会（JORA)
. TEL . 090-8827-9666 FAX . 0774-39-4188
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＊3月3日更新