ふるさと住民票というものをご存知でしょうか
生まれ育った故郷を離れ暮らされている方や
過去その地で住まわれていた方、又、その地に
対しふるさと納税をされた方等を対象に自治体
が住民カードの発行をはじめ各種のサービスを
提供する取り組みです。
ふるさと住民票は2015年にシンクタンク(政策
研究機関)「構想日本」によって提案されその後
昨年2016年2月に鳥取県日野町で初めて運用が開
始されました。
住民の過疎化、高齢化、又、経済の衰退に悩む
自治体において「ゆかりのある人々を可視化」
し、各種の案内や公共施設の住民料金での利用、
登録者からのパブリックコメントへの参加など
双方向のつながりを創造し自治体、登録者双方
のメリットを得ながら町村の活性化ひいては
将来的なUターン移住にもつなげてゆく取り組
みです。
現時点、全国でこの取り組みを導入しているのは
先述の鳥取県はじめ3町村ですが、各自治体から
注目を集めており現在9自治体が導入を検討中で
今後も増えてゆく見込みです。
ふるさと住民票 – 構想日本:公式HP内
参考HP:鳥取県 日野町 HP内